シャトー・マショール2007 アペラシオンはボルドー・シューペリュールですが、このシャトー・マショールは侮れない。 過去に2002や2006を飲んでます。 オフヴィンテージの2007年とは言え、10年熟成物が1000円台半ばという価格。 エチケットにも高級感がありますね。 色合いはオレンジがかったエッジに、中心は明るめのガーネット、粘性はやや高め。 香りは熟したプラム、ブラックベリー、墨汁、生肉、鉛筆の芯、腐葉土、珈琲、余韻に煙草。 しっかり熟成感を感じられるる一方で果実感が後退していないのが香りからも分かります。 飲むと柔らかい果実味、角の取れた優しい酸、甘やかなタンニンが溶け込んで、この価格帯のボルドーでは秀逸のバランスの良さです。 オリがボトルの肩から剥がれていて、優しさの中に強さも垣間見える、今が飲み頃真っ只中です。 やっぱりシャトー・マショール、好きだなぁ〜。

ここちと