Coteaux de Botrys Château des Anges Cabernet Sauvignon写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインCoteaux de Botrys Château des Anges Cabernet Sauvignon(2008)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2018-09-19
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所日暮里・山内屋
購入単位ボトル
価格帯2,000円 ~ 2,999円
価格
インポーターヴァンドリーヴ

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2008 コトー・ドゥ・ボトリス シャトー・デザンジュ カベルネ・ソーヴィニョン バトゥルーン/レバノン コルクを抜いた瞬間、ボトルから黒糖の香り。 グラスに注ぐと、とても凝縮感のある、黒みがかったガーネットの外観。とても濃く、グラスの向こう側が見通せません。 ラルムは次から次に湧き出す感じ。どうやらエキス分の多いワインのようですね♪ グラスからはブラックベリーやブラックチェリーの甘い黒い果実香と、ラズベリーやレッドカラントの甘酸っぱい赤果実香。 次いで、スミレ? のような紫の花。ブラックペッパーやクローブなど黒っぽいスパイス、キャラメル、リコリス、シガーやコーヒー、レザー、サンダルウッド、シダーなどなど、とても複雑なニュアンスが次から次へと現れます。 味わいは、甘酸っぱいメリハリのある果実味、滑らかで溶け込んだタンニン、長く長く続く複雑で力強い余韻…素晴らしいですね♡ 味わいが濃く、香りの甘さも若干強過ぎる気はしますが、それがこのワインのキャラクターですね。いかにも中東っぽい「らしさ」の部分と言えそうです。 途中でポイヤックの素晴らしい格付けワインみたいな雰囲気になったりして、確実にお値段以上のお買い得ワイン。しかも500円引きはたいへんお値打ちでした(笑) 一緒に楽しんでいるのは、アルメニアのピアニスト、ティグラン・ハマシアンの2015年リリースのアルバム『Mockroot』。 いちおうジャズというジャンルに分類されていますが、アルメニア正教の聖歌や民族音楽を引用したり、プログレやヘビメタ的展開、変拍子の多用など、ジャズだと思って聴くとʕ⁎̯͡⁎ʔ༄ こんな感じになります(笑) キング・クリムゾンとか好きな方は、なんの違和感もなく聴けると思いますよ。 もちろんレバノンとは縁もゆかりもないはずですが、なぜか良く合います。 ちなみに、このアルバムじゃなければ、キング・クリムゾンの『Larks' Tongues in Aspic』(太陽と戦慄)を聴こうかどうか迷っていましたので、ティグランのこのアルバム、やはりプログレに近いです(爆笑) 美しすぎる旋律、強烈すぎるメリハリ、シンフォニーのような多層性や複雑さ、骨格の強靭さ、隠しきれないエキゾチズム…ワインとアルバムに収められた音楽の本質的な部分同士がとても良く響き合って美しい調和を見せてくれますね♪ どっちにかは、よくわかりませんが、魂を持っていかれそうな気持ちになって、ふと我に帰りました((((;゚Д゚))))))) おそろしい子……!(白目)

iri2618 STOP WARS

おそろしい子… 白目って!笑 かく言う私も、私が挑戦したのは昨日までの自分自身です、という亜弓様のお言葉を手帳に挟んでおりまする♪( ´θ`)ノ✨

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miho_vinoさん タイプ的にはワインがマヤ(より天然で土くさいw)でアルバムが亜弓(技巧の極み?)でしょうか。2人の天才が競演すると、そこにはとんでもない磁場が発生しますね。私のような凡人は白目を剥いて茫然とするのみです(*_*)

iri2618 STOP WARS

ティグランはデビュー作だけ聴きましたが、ワールドミュージックか?と思いました。音階が違和感ありまくりです(笑)。

ひろゆき☆☆

ひろゆき☆☆さん 確かに音階が独特ですね! ちなみに、このアルバム、レーベルはノンサッチです。ワールドっぽさ全開なのは必然ですね(笑) いま帰りの電車の中でティグランが『Mockroot』と同じ頃にECMに録音したアルバムを聴いていますが、こちらは中東風のテイストが入った中世の宗教音楽とフレンチ・インプレッショニストの出会い…みたいな音楽で、ジャズのジャの字もありません(*_*)

iri2618 STOP WARS

ティグラン ハマシアンは 知りませんがキングクリムゾンは ファーストだけ持ってます。 21世紀の精神異常者を聴きながら ワイン飲む気にはなりませんが(笑)

takeowl

takeowlさん NZのアタランギというワイナリーに、その名もズバリ「クリムゾン ピノ・ノワール」という素晴らしいワインがあります。2回ほどvinicaにあげていますが、このワイン早飲みに仕立てられていて、スクリューキャップを開けてすぐ美味しいワインなんですよ♡ この何とも言えないスピード感が「21st Century Schizoid Man」の全力疾走感にピタピタに合うような気がします(笑) ワイン自体、とても多彩な表情を持った美しいワインです。『In The Court Of The Crimson King』というアルバムそのものも複雑で変化と多様性に富んだ美の極致のような傑作。合わない訳がないですよ(๑˃̵ᴗ˂̵) 「21世紀のスキッツォイド・マン」(各方面への配慮から、現在の邦題はこちらの表記)から「風に語りて」「エピタフ」「ムーンチャイルド」「クリムゾン・キングの宮殿」という流れは、「クリムゾン ピノ・ノワール」のような耽美なPNこそが相応しいですね♡ 騙されたと思って、この組み合わせ、是非是非お試しあれ☆

iri2618 STOP WARS

アタ ランギだとお高いのかと 思って調べましたら クリムゾン ピノ ノワールは お手頃な価格で購入可能ですね。 捕獲して試してみます♪ ありがとうございますー✨

takeowl

iri2618 STOP WARS
iri2618 STOP WARS

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