L'Arche Perlée Brut Blanc de Blancs写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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LLLLLL

REVIEWS

ワインL'Arche Perlée Brut Blanc de Blancs
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2023-10-24
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所目白・田中屋
購入単位ボトル
価格帯3,000円 ~ 4,999円
価格
インポーターオルヴォー

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

NV シャトー・ダルシュ ラルシュ・ペルレ ブリュット ブラン・ド・ブラン ヴァン・ムスー・ド・カリテ メトード・トラディショネル セミヨン-ソーヴィニョン ボルドー/フランス 火曜日のワイン。 セミヨン50%、ソーヴィニョン・ブラン50%のボルドー…ではなく「ソーテルヌ・ブレンド」。 ソーテルヌ・ブレンドと、わざわざ呼ぶのにはワケがあって、このワイン、ソーテルヌ2級格付けのシャトー・ダルシュ(Château d‘Arche)のつくるスパークリング・ワインなのです。 それだけではなく、デゴルジュマンの際、ドザージュに使うのがリキュールではなくシャトー・ダルシュという、ソーテルヌ・ブレンドを名乗るのに相応しいスペックのワイン。 その特殊な製法故か、クレマン・ド・ボルドーではなく「ヴァン・ムスー・ド・カリテ」を名乗ります。 畑もぶどうもシャトー・ダルシュと共通のようですから、ソーテルヌのイメージに近づけることが、何よりのマーケティング戦略なのでしょう。 明るく輝く、淡いブライトゴールドの外観。泡立ちはきめ細かく、勢いと持続性があります。 スパークリングワインの美しい泡立ちを、フランス語では「真珠の首飾り=Collier de perles (コリエ・ド・ペルル)」と、泡の一粒一粒を真珠に見立てて表現するそうですが、グラスの中には、見事な首飾りが煌めいています。 香りは、青リンゴ、花梨のハチミツ漬け、アプリコット、黄桃、マンゴー、レモンピールの砂糖漬けなど、熟れた黄色の果実香が中心です。 白〜黄色い花や、冷たい金属質のミネラルのニュアンス、少しお香的なインセンスの気配もありますね。 トロピカルな熱情と、清涼感のある落ち着きが入り混じる、冷たくゴージャス、爽やかで耽美的な香りの輪郭。 口に含むと、ボリュームがあり、ブリュット規格ですが、意外に甘さを感じる、強く瑞々しい果実感が初手から全開です。 酸は暗示的ですが、味わいのそこかしこに遍在し、果実のヴィヴィッドさに磨きをかけている感じです。 そして、圧の高い苦みと強い旨み、あからさまな塩味…様々な味覚要素がぎゅうぎゅう押し合いへし合いしながら、とてもメリハリが効いているというか、メリメリ食い込んできますね(笑) でも、全体としてはバランスが取れていて、不思議と上品でノーブルな印象。 とても面白い、ユニークな味わいだと思います。 これは確かに、クレマン・ド・ボルドーではなく、ソーテルヌのヴァン・ムスー。もちろん、シャンパーニュとも、まったく異なった個性です。 この個性的な泡をいただいていたら、久しぶりに、大好きなピアニスト、リッチー(リチャード)・バイラークがECMに残した傑作ソロ、『ヒューブリス(Hubris)』(1977年)を聴きたくなりました。 このアルバム、日本発売当初は原題とは異なる『パール』という邦題を与えられていました。 収録曲の「The Pearl」に因んだもので、彼のピアノが紡ぎ出す、極めて粒立った一音一音の音色と、そのつながりが奏でる美しくメランコリックなメロディを表現するのに、実に相応しいタイトルでした。 しかし、今となっては原題の『Hubris』というタイトルこそが、この作品を表す名前として完璧な、唯一絶対のものとすら思えてきます。 「ヒューブリス/Hubris」とは、過剰な自信や自尊心など、人間の傲慢さや不遜を指すギリシア神話由来の言葉だそうです。 本来は神の名であったとの説もあるようですが、このヒューブリスが人間の心に入ると、「ヒャッホイ! オレ様スゲーーーーーッ‼︎」の無双状態になり、神に対する侮辱や無礼につながって、後で厳しく罰せられることになる、とここまでがセットになった言葉なのだとか。 ECM時代のバイラークは、このアルバムと次作のピアノトリオ作品『エルム(Elm)』(1979年)で頂点を迎えます。個人的には、この2作こそがECM全体の最高傑作であり、特に『エルム』は、モダンジャズにおけるピアノトリオ作品の中で最も美しいアルバムだと思います。 しかし、以後のバイラークは、レーベルの総帥であるマンフレート・アイヒャーのプロデュースの方針を受け入れられず関係は決裂。 アイヒャーの怒りを買った彼の作品は、ECMのリストから抹消されてしまうという憂き目に遭い、同レーベルの彼の作品は長らく入手不可能な状態が続きました。 どちらにヒューブリスが取り憑いたのかはわかりませんが(もしかして両方?)、何とも示唆的で予言的なタイトルだと思いませんか? なぜこんなことを長々と書いたのかというと、この「ラルシュ・ペルレ」にも、少なからずヒューブリス的なものを感じているからかもしれません。 考え過ぎだとは思いますが…。

iri2618 STOP WARS

L

これか!

DaMasa

L

です、です! テクスチャがちょっとマッタリしていて、ソーテルヌっぽさの片鱗を感じました。

iri2618 STOP WARS

L

興味深い泡と思っていましたが、丁度ショップの案内にあったので注文しました。 楽しみです(^_^)

chambertin89

L

chambertin89さん コメントありがとうございます。これ、間違いなく美味しい泡ですよ♪ ソーテルヌっぽさもしっかり感じますし、とても面白いワインだと思います。飲んだ後にいろいろ考えさせられる点もとてもユニーク。chambertin89のポスト、楽しみにしています!

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