Bernhard Koch Pinot Noir Cuvée Chie写真(ワイン) by 瀬戸 咲弥

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REVIEWS

ワインBernhard Koch Pinot Noir Cuvée Chie(2021)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2024-06-09
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購入単位ボトル
価格帯3,000円 ~ 4,999円
価格
インポーター稲葉

COMMENTS

瀬戸 咲弥

1610年から葡萄栽培栽培に携わり、1911年より自社醸造を開始したワイナリー。人口が少なく星形に広がるハインフェルド村の周り一面に広がる秋の畑は画像を見ているだけでも美しさが伝わってくる。エチケットにあるワイナリーのマークは同村の紋章らしい。最近は北限が上がっている話もよく聞くが、テンプラやシラーも植え始めたらしくいずれはCSでなくテンプラが世界中に植わってる未来が来るのではないかと思ってしまう。 澄んだ輝きのあるオレンジがかった淡いダークチェリーレッド。粘性はやや強く、ディスクもやや厚い。軽快で若い状態を抜けた外観の印象。 香りの第一印象は開いていて、チャーミング。特徴としてイチゴ、ラズベリー、スミレ、ドライハーブ、紅茶、ナツメグ、ロースト、ヨード等。酸化熟成の段階にあり、木樽からのニュアンスも感じられる。 アタックはやや軽く、甘みはソフト。爽やかな酸味とサラサラとしたタンニン。ジューシーで流れるようなバランス。アルコール感は中程度、余韻はやや短い。 複雑性があり引き締まったワイン。提供温度は14~16度、グラスは中ぶり。デカンタは余裕があれば30分程度。 日本限定販売。インポーターのカルテが無くなっているためワインショップの説明を重ねていくと、どうにもこのエチケットはCuvee ChieでなくCuvee Inabaのような気がする。リストに並んでいるワインよりも協議の中で意思を反映させる点が多かったことはあるかもしれないが、あたかもな言い方で説明してるサイトはあんまり良くない気がする。 圧搾コルク。透明度が高く、グラスの底からはっきりと指の形が確認できる。チェラスオーロや特徴的なウイユ・ド・ペルドリだと言われればそんな気もする。 抜栓時は予想以上にいかにもなチェリーやラズベリーの割合が多かったが、時間経過と共に甘みを伴わない樽感、サラサラとした灰のような印象に加えプロセスチーズ的な乳製品もでてくる。スワリングするとそれらが一体となり奥底にあったバニラが手助けし、果実に熟度がでる。 よくある説明だが口に含んだ印象は温度帯で大きく変わり、低いとお手頃な価格帯のチャーミングで酸が全てをリードするさっぱりとした印象が高まり、少し高くなるとアタックでの甘味やグリップ感が増し、気分やシーンに合わせて使い勝手の幅が広がる。 地域別のブラインドに混ぜてみたいワイン。できれば一人で。ワインを嗜まれる方となら大きなテーブルまで。晴れた日のランチ。サーモンのマリネ、若いシェ―ヴル、ぎおん太鼓。

瀬戸 咲弥

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瀬戸 咲弥

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