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3.5
ニュージーランド南東北部マールボロ地区、クラウディー・ベイ・ソーヴィニヨン・ブラン2022。ソーヴィニヨン・ブラン100%。 色味は濃いめのレモンイエロー、香りは青リンゴのバランスに白桃とグレープフルーツのニュアンス、軽いハーブ、軽いハチミツ。 飲み口は中庸な重さの口当たり、ふくよかな果実味に爽やかな酸味、ラストの軽い苦味とミネラル。ラストの余韻、酸と苦味のコンビネーションから岩塩のようなミネラル感に繋がり長く続く。 ニュージーランドと言えば、世界的にはワイン後発の地ながら上手く既存と重複しないようにポジショニングして銘醸地の一角となったが、ソーヴィニヨン・ブランの特長は冷涼な青リンゴと温暖なパッションフルーツが同居する二面性だと思う。 ただこのワインはやや旧世界のような味わいで、特に温度低めの時は酸のキレ鋭く硬質なミネラリー感のあるフレッシュな印象が強く、フランスのロワール地方のソーヴィニヨンですか?となるくらい。そして温度が上がると青リンゴに加え白桃も顔を出し、少しニュージーらしくなる。 どちらも楽しめるが、個人的には冷やし気味がおすすめで、酸とミネラルのひんやりとした感じにじんわりとした苦味、爽やかなハーブが楽しめるのが嬉しい。なんだったら冬に高めの暖房でこの冷え冷えとしたワインを愉しむ、アンビバレントな感じも一興、それが今の私。 比較的手の取りやすい価格帯ながら、実はLVMHグループ、つまりルイ・ヴィトングループのワイン/スピリッツ部門の一角。ヴィトンのアルマは買えないがこれならドラッグストアで買える逸品、なかなか美味し。
TKR
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ニュージーランド南東北部マールボロ地区、クラウディー・ベイ・ソーヴィニヨン・ブラン2022。ソーヴィニヨン・ブラン100%。 色味は濃いめのレモンイエロー、香りは青リンゴのバランスに白桃とグレープフルーツのニュアンス、軽いハーブ、軽いハチミツ。 飲み口は中庸な重さの口当たり、ふくよかな果実味に爽やかな酸味、ラストの軽い苦味とミネラル。ラストの余韻、酸と苦味のコンビネーションから岩塩のようなミネラル感に繋がり長く続く。 ニュージーランドと言えば、世界的にはワイン後発の地ながら上手く既存と重複しないようにポジショニングして銘醸地の一角となったが、ソーヴィニヨン・ブランの特長は冷涼な青リンゴと温暖なパッションフルーツが同居する二面性だと思う。 ただこのワインはやや旧世界のような味わいで、特に温度低めの時は酸のキレ鋭く硬質なミネラリー感のあるフレッシュな印象が強く、フランスのロワール地方のソーヴィニヨンですか?となるくらい。そして温度が上がると青リンゴに加え白桃も顔を出し、少しニュージーらしくなる。 どちらも楽しめるが、個人的には冷やし気味がおすすめで、酸とミネラルのひんやりとした感じにじんわりとした苦味、爽やかなハーブが楽しめるのが嬉しい。なんだったら冬に高めの暖房でこの冷え冷えとしたワインを愉しむ、アンビバレントな感じも一興、それが今の私。 比較的手の取りやすい価格帯ながら、実はLVMHグループ、つまりルイ・ヴィトングループのワイン/スピリッツ部門の一角。ヴィトンのアルマは買えないがこれならドラッグストアで買える逸品、なかなか美味し。
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