ジェイコブス・クリークのリースリング種。オーストラリアワイン。リースリングは初めて飲む。 外観はとても輝きがあるが、色味は薄い。僅かに薄くグリーンイエロー。吟醸までいかない清酒的な色合い。 ワインの脚の輪郭ははっきり出ず、しゃばしゃばとした感じで線にならない。 注ぐと不思議と細かい泡が滞留した。 香りは弱めながらフレッシュな白葡萄の果汁らしさ。青い葉のニュアンスもある。 アタックは、常温なのもあって白湯を思わせる口当たり。少しアルコール由来の苦味と、後に引かないがまったりした酸。印象は、素直な酸味の中辛口。ただ、アルコール感に少しトゲがある。 甘味の味わいは感じられないが、まろやかさがある口当たりで、辛口と言う印象がない。 酸味は主体で、こちらも酸っぱいという感じではなくまろやか。ただ伸びのある味わいではなく、こざっぱりした印象。切れ味は無いが、穏やかなライムや未熟なグレープフルーツ。 渋味は無いが苦味はやや感じられる。白ワインに感じやすい種感と言うより、硬度の高い硬水に似たミネラル質な苦味。 香りはフレッシュだったが、飲み口としては薄めでコクが無く、水っぽい印象。味も単調で余韻も無いので、デイリーで水代わりに飲むタイプなのかな。悪く言えばペットボトルで売っている安ワインみたい。コスパもイマイチか。

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