Michel Torino Estate Cuma Organic Malbec写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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REVIEWS

ワインMichel Torino Estate Cuma Organic Malbec(2024)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2025-04-17
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所池袋・東武
購入単位ボトル
価格帯1,000円 ~ 1,499円
価格
インポータースマイル

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iri2618 STOP WARS

2024 ボデガス・エル・エステコ クマ オーガニック マルベック カファジャテ カルチャキ・ヴァレー/アルゼンチン 木曜日のワイン。 毎年、4月17日は「世界マルベック・デイ/Malbec World Day」。世界中でマルベック・ワインを飲もうよ! というお祝いの日です。 今年は、「この日」の発祥地、アルゼンチンのマルベックで参加してみました♪ マルベックは、フランス南西部(シュッド・ウエスト)地方のカオール/Cahors原産の黒ぶどう。 実が小粒で果皮が厚いので、タンニンが豊富でポリフェノールの含有率が高くなり、とても濃厚なワインを生み出します。 マルベックは、メルローと母親違いの異母兄弟の関係になる品種で、いくつかのシノニムがあります。 ボルドー右岸ではプレサック/Pressacと呼ばれ、サン・テミリオンには、そのシノニムに由来するシャトー ド・プレサック/Ch. de Pressacもありますね! 生まれ故郷のシュッド・ウエストでは、コット(コー)/Côt(Cot)やオーセロワ/Auxerroisと呼ばれていたり、ロワールでもコットの名で栽培されているようです。 マルベック中心のワインは、カオールでは「黒ワイン/ Vin Noir」と呼ばれ、かつてはボルドーの主要品種であり、1855年においては6割を占めていたそうです。 しかし、19世紀後半のフィロキセラ禍によりフランスでは壊滅状態となり、その後、復活するものの、1956年にフランスを襲った冷害で大きなダメージを受けてフランスでの栽培量が激減し、ボルドーにおいては主役に返り咲くことはありませんでした。 そのマルベックが見つけた「約束の地」がアルゼンチンです。 彼の地への導入は1853年4月17日。フランスから持ち込まれた苗が、メンドーサに植えられました。 「国際マルベック・デイ」は、正にこの日に因むものです。 アルゼンチンのマルベックは、この時期に導入されたボルドー由来のクローンが主流だと聞きましたが、古き良き時代の高品質なマルベックを楽しめる系統だといわれます。 ただ、アルゼンチン=マルベックとなるまでには、長い長い雌伏の時がありました。 アルゼンチンでこの品種の栽培が盛んになるのは、実は1980年代まで待たなければなりません。 サンジョヴェーゼの適地を探すミッションを持ってアルゼンチンに招聘されたイタリア人醸造家、アッティリオ・パーリが、所期の目的を果たせなかったものの、彼の地に地味に根付いていたマルベックが、アルゼンチンの大地に最高の適性を持つ可能性があるというレポートを発表したことによるものです。 報告はセンセーションを呼び、以降、アルゼンチンにおけるマルベックの植樹と醸造は増え続け、現在では世界最大のマルベック生産国となっています。 長い長いマクラになってしまいましたが、このクマのマルベックは、少し濃いめですが、明るく透明感のあるガーネットの外観。 ブラックベリーやブラックチェリーなど、瑞々しく黒い果実に、プルーンのようなドライフルーツ、黒いスパイスや錆びた鉄、黒っぽいレザーの香り。 口に含むと、フレッシュな果実味が存在感を放っている感じです。 コクがあって、適度な酸、タンニンも過不足なく効いていて、バランスが良く、とても飲みごたえがあります。 これ、1200円ぐらいですよね? 美味しいですね♡ この価格帯のワインとして、ケチのつけどころがありません(笑) 世界マルベック・デイのおかげで、このワインを通して、かなり深くマルベックについてのお勉強もさせてもらいましたし、このワイン自体、日常の楽しみのワインとして、十二分なクオリティだと思いました♪ ところで、ワインのブランド名である「クマ/Cuma」とは、アルゼンチンの先住民、アイマラ族の言葉で「クリーンでピュア」という意味だそうです。 このワインを飲んでいると、なるほど!その名の通り、混じり気なしの純粋な果実味のワインだなと思いますが、それもそのはず、クマ・シリーズのワインは、「アルゼンチンワインの至宝」と讃えらる、カファジャテ/Cafayate産のぶどうを使用したオーガニックワインのシリーズ。 カファジャテは、世界で最も標高の高いぶどう畑があるエリアで、何と標高3111mのぶどう畑も存在します(@_@) クマの畑は、標高1700mの位置にあり、年間340日以上が晴天で、1日の寒暖差は最大25℃、湿度は平均15%程度と極めて乾燥しているため、ぶどうがが病気にかかりにくく、「高品質なワインしかつくれない」と言われるほどぶどう栽培に適した土地だそうです お手頃価格でも高品質な理由がわかりました✨

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