プチ・ブラインド・ボルドー会。 最初のフライト2本目は、パウマノック・カベルネ・ソーヴィニヨン・タッドヒル・レーン・ヴィンヤード2005年、なんとアメリカNY州のノース・フォーク・ロング・アイランドのカベルネ・ソーヴィニヨンでした。パウマノックはロング・アイランドのワイナリーでもカベルネで定評のあるワイナリーです。以前にも友人がブラインドで何度か紛れ込ませ、ボルドーと間違うという結果が起きていますが、今回もまんまと騙されてしまいました。 奇麗な落ち着いたルビー色。 プラムやベリー、カシスにハーブっぽいニュアンスも感じます。 ミディアムで落ち着いたエントリー。酸味やタンニンがとてもバランスよく果実に融合していますが、どちらかと言いますと中間から余韻にかけて延びがない酒質。ただフレーバーのまとまりがよく、とてもクラレット的でライト・バンク系のボルドーと皆で考えていましたが、NYのワインでした。 何時も安定の良い出来ですし、熟成感もとても良いワインでした。

Marcassin