ワイン | Cune (Cvne) Corona(2015) | ||||||||||||||||||||
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あんまりスペイン飲まないのですが、C.V.N.Eはメンシアとガルナッチャを頂いたことあります。名前のことも、その時聞きました(笑) メンシアの方が綺麗な感じがしました。 ヴィウラって、マカブーなんですねシノニム多すぎ! スペインも奥深い〜! しかし名前…今時すぎます(^^;)
はじめ。
はじめ。さん スペインワインには知られざる「モンスター級」の固有品種が多くて深掘りするとハマりますね! メンシアも、ピノ・ノワールと少し似たところがあって、vinicaを始める前にかなりハマってました。巣鴨にスペインワイン専門のワインバーもありますので、沼ツアーいかがですか?(笑) ヴィウラについては、マカベオ&マカブーのシノニムというのは知っていても、ワインの香りや味わいの特徴がさっぱりわかりませんので、何が「らしさ」なのか理解できないままでした(大汗) シャルドネとソーヴィニョン・ブランを足して2で割ったような感じ? 今度、辛口のヴィウラを飲んで確認したいです(>_<)
iri2618 STOP WARS
2015 クネ コロナ ブランコ・セミドゥルセ アロ リオハ/スペイン 土曜日のワイン。 スペインの半甘口ワインをいただきました。 リオハの生産者、クネの正式社名はCompañía Vinícoladel Norte de España=北スペインワイン会社。 その頭文字をとった「C.V.N.E.」をラベルに入れる際、単純なスペルミスで「CUNE」と表示してしまったために、ブランド名としてCUNE(クネ)を名乗ることになったという、ウソのようなホントの話のワイナリーです。 このワインは、「SEMIDULCE(セミドゥルセ)」とある通り、半甘口の、ヴィウラ85%、ガルナッチャ・ブランカ15%という品種構成。 ヴィウラは、リオハやカタルーニャ、南フランスのラングドック・ルーションで広く栽培されている品種です。 カタルーニャでは「マカベオ」とその名を変え、チャレッロやパレリャーダと並んでカヴァの主要3品種の一角を占め、南フランスでは「マカブー」と呼ばれ、早飲み〜長期熟成タイプ、辛口〜甘口ワインまで、幅広いワインを生み出しています。 本邦では、なぜかビウラと表記されることが多いですが、綴りは「Viura」なので、ヴィウラと記すべきと考えます。 余談ついでに、ワイン名の「コロナ」は、スペイン語というかラテン語で「王冠」の意味ですね。ちなみに、英語の「クラウン (crown) 」の語源になったそうです。 時節柄、憎きウイルスを思い浮かべがちな名前ですが、良いイメージの名前と無理矢理でも記憶に刻みつけておきたいと思います。 例によって「枕」が長くなってしまいました(大汗) さてこのワイン、名前負けしないほど、素晴らしくワインが上質です! 外観は明るいペールイエロー。光沢が強いキラキラした見た目。 グラスからは、白い花と新鮮なハーブの緑、熟した黄色い果実香に加えて、つきたてのおもちのような香りに、微かに貴腐香が混じります。 一瞬、NZあたりのソーヴィニョン・ブランの風味を思い出しました。 口に含むと、先ず、ワインとしての出来栄えが良いことがわかります。 半甘口というカテゴリー通り、ほんのり&サラッとした甘さ。 甘口ワインに、突き抜けた甘さを求める方には甘さのレベルは物足りないかもしれませんが、上品さと洗練の度合いは、まったく不足はありません。 口当たりはなめらかで、厚過ぎず薄過ぎずの適度なボディ。 意外にシャープな酸、石灰系のミネラル、締まった果実味…見事なバランスの味わいが口の中でキレイに焦点を結び、一転、じわじわっと時間をかけて広がります。 どちらかというと、繊細で柔らかなタイプですが、ワインの輪郭はくっきりと明確で、骨格も堅牢。揺るぎや緩みは微塵もありません。 そして、ワインを飲み下して口の中を空にしてからがこのワインの真骨頂! ワインがなくなった口の中で、先程の味わいが、繰り返し繰り返し再現され続けます∑(゚Д゚) 旨い。という以外、適切な言葉が見つかりません。
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