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4.5
素晴らしい一本。値段以上の味わい。 以下ワインショップの解説文 すべての白ワイン好きにお勧めしたい逸品。味わいの集中力・展開力が素晴らしい、クストーザの上級品。 ゴルゴ ≪イタリア ヴェネト地方≫ クストーザ サン・ミケリン 2016 マイナーながら注目したいヴェネト州の白ワイン「クストーザ」、そのリッチな上級レンジ。 「クストーザ」は、イタリア最大の湖ガルダ湖の東岸に広がるパダナ平野の丘にある産地。ヴェネト州のフレッシュな赤ワインとして名高いバルドリーノと一部で指定地域が重なりますが、クストーザは辛口の白ワインです。氷河によって形成された氷堆石土壌のこの丘は、白っぽく、小石や小さな岩、腐葉土、カルシウム分が豊富な泥炭で構成されています。 トレッピアーノ・トスカーノ種、カルガネガ種、トレッビアネッロ種の混醸によって主につくられるこのワインは、果実香に富み、ソフトで上品な風味を持つのが特徴。クストーザからみて南東に広がる同州の有名銘柄ソアーヴェを圧倒する品質のワインも少なくありません。 そのクストーザのなかでも当店が激プッシュしたい作り手が「ゴルゴ」。量・質の両面でクストーザ最高峰という、同地区の盟主ともいえる生産者です。 DOC名の由来となったクストーザ村にゴルゴが設立されたのは1973年のこと。設立当時は22haだった畑は、現在60haにまで広がり、DOCクストーザを名乗れる区画を最も多く所有する生産者までになりました。 オーナーのロベルト・ブリコロ氏は、設立以来40年以上に渡り、熟練の農学者に相談して、畑の管理を行ってきました。有機肥料を使用し、そして除草剤は使用せず耕作によって除草するなど、伝統的に行われている栽培技術を採用しています。メディア映えするような手法はやっておりません。しかし、ここのワインは見事の一言につきます。目がよく詰まっていて複雑味に富みつつ、味わいに乱れがありません。 この「サン・ミケリン」は、彼らの白のフラッグシップワイン。彼らの所有する区画のなかでも最上の区画、海抜150mにあるサン・ミケリン畑からとれた葡萄のみで仕込んだ作品です。 土壌は石灰質を多く含む氷堆石土壌。やや遅摘みともいえる10月初旬に手摘みにて収穫。 定温管理ステンレスタンクにて20時間のスキンコンタクト、その後発酵。ステンレスタンクにて6カ月熟成。 熟した洋梨&ピーチ、シトラスのフルーツ香に、蜜、大輪の白い花、石灰のトーンが混ざります。 遅摘み由来のおおらかで高密度なエキスながらドライな味わい。ボディがありますが、しっかりとした骨格も感じる構成。そして、これが重要なのですが、抑揚があり、味わいにうねりがあります。ただ、バランスがよく凝縮しているだけではなく、味わいに展開・ドラマがあるのです。 そして、それでいて洗練されているのです。そこが素晴らしい。 正直、他の銘醸ワインにまったく引けをとらないですし、4000-5000円台に匹敵するとさえ感じます。すべての白ワイン愛好家におすすめです。ぜひお試しください。 品種: ガルガネガ35% コルテーゼ25% リースリング20% トレビアーノ20%
ぷ〜ちん
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素晴らしい一本。値段以上の味わい。 以下ワインショップの解説文 すべての白ワイン好きにお勧めしたい逸品。味わいの集中力・展開力が素晴らしい、クストーザの上級品。 ゴルゴ ≪イタリア ヴェネト地方≫ クストーザ サン・ミケリン 2016 マイナーながら注目したいヴェネト州の白ワイン「クストーザ」、そのリッチな上級レンジ。 「クストーザ」は、イタリア最大の湖ガルダ湖の東岸に広がるパダナ平野の丘にある産地。ヴェネト州のフレッシュな赤ワインとして名高いバルドリーノと一部で指定地域が重なりますが、クストーザは辛口の白ワインです。氷河によって形成された氷堆石土壌のこの丘は、白っぽく、小石や小さな岩、腐葉土、カルシウム分が豊富な泥炭で構成されています。 トレッピアーノ・トスカーノ種、カルガネガ種、トレッビアネッロ種の混醸によって主につくられるこのワインは、果実香に富み、ソフトで上品な風味を持つのが特徴。クストーザからみて南東に広がる同州の有名銘柄ソアーヴェを圧倒する品質のワインも少なくありません。 そのクストーザのなかでも当店が激プッシュしたい作り手が「ゴルゴ」。量・質の両面でクストーザ最高峰という、同地区の盟主ともいえる生産者です。 DOC名の由来となったクストーザ村にゴルゴが設立されたのは1973年のこと。設立当時は22haだった畑は、現在60haにまで広がり、DOCクストーザを名乗れる区画を最も多く所有する生産者までになりました。 オーナーのロベルト・ブリコロ氏は、設立以来40年以上に渡り、熟練の農学者に相談して、畑の管理を行ってきました。有機肥料を使用し、そして除草剤は使用せず耕作によって除草するなど、伝統的に行われている栽培技術を採用しています。メディア映えするような手法はやっておりません。しかし、ここのワインは見事の一言につきます。目がよく詰まっていて複雑味に富みつつ、味わいに乱れがありません。 この「サン・ミケリン」は、彼らの白のフラッグシップワイン。彼らの所有する区画のなかでも最上の区画、海抜150mにあるサン・ミケリン畑からとれた葡萄のみで仕込んだ作品です。 土壌は石灰質を多く含む氷堆石土壌。やや遅摘みともいえる10月初旬に手摘みにて収穫。 定温管理ステンレスタンクにて20時間のスキンコンタクト、その後発酵。ステンレスタンクにて6カ月熟成。 熟した洋梨&ピーチ、シトラスのフルーツ香に、蜜、大輪の白い花、石灰のトーンが混ざります。 遅摘み由来のおおらかで高密度なエキスながらドライな味わい。ボディがありますが、しっかりとした骨格も感じる構成。そして、これが重要なのですが、抑揚があり、味わいにうねりがあります。ただ、バランスがよく凝縮しているだけではなく、味わいに展開・ドラマがあるのです。 そして、それでいて洗練されているのです。そこが素晴らしい。 正直、他の銘醸ワインにまったく引けをとらないですし、4000-5000円台に匹敵するとさえ感じます。すべての白ワイン愛好家におすすめです。ぜひお試しください。 品種: ガルガネガ35% コルテーゼ25% リースリング20% トレビアーノ20%
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