Takahata La Cloture Electrique en Kamiwada Chardonnay写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

Like!:68

LLLLLL

REVIEWS

ワインTakahata La Cloture Electrique en Kamiwada Chardonnay(2018)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
  • Original
詳細
シチュエーション
飲んだ日2023-11-30
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所日本ソムリエ協会
購入単位
価格帯
価格
インポーター

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2018 高畠ワイナリー ラ・クロチュア・エレクトリック・エン・カミワダ シャルドネ 上和田 高畠 山形/日本 木曜日のワイン。 今となっては幻のような気さえしますが、夜になっても30℃を超えるような暑さが続いていた時期、9月に注文したワインセットがありました。 売上げが災害支援寄付に使われるという、日本ソムリエ協会のチャリティー特別企画で、例会セミナー等のために集めた在庫品を、ランダムに組み合わせたセットです。 何が入っているか?は、開けてみるまでわかりませんが、10本で税込11000円ですから、1本1100円ということになります。 安さも魅力ですが、チャリティーという大義名分があるので、買うことに後ろめたさがないのが何よりありがたいですね(笑) 注文したことを忘れかけた11月になって、漸く届いたそのセットからの1本目が、こちらの山形産のシャルドネです。 高畠ワイナリーのワインを飲むのはこれが2回目で、白は初めてになります。 クラシカルな飾り文字(フラクトゥール)と、欧風の紋章(エンブレム)があしらわれたラベルが特徴的。古いブルゴーニュやドイツワインのような印象ですが、左下にユーモラスな熊のイラストがあり、異彩を放っています。 ワイン名のラ・クロチュア・エレクトリック・エン・カミワダ / La Clôture Électrique en Kamiwada とは、上和田の電気牧柵(獣害防止電気フェンス)という意味だそうです。 イラストの熊の前に、確かに柵が描かれていますが、そういうことでしたか⁉︎ なるほど、なるほど♪ 高畠のワインには、いくつかのラインがありますが、このワインは、フラッグシップ・シリーズに次ぐ位置付けのプレミアム・シリーズに属し、シングル・ヴィンヤード(単一畑)のラインのワインになります。 コルクを抜いてワインをグラスに注ぐ際に、小さな驚きが…。 クロージャは全長50ミリと、それ自体は驚くような長さではないのですが、何と「DIAM30」規格です。 DIAMの後に続く数字は、コルクの品質保証期間ですから、それはつまりワインの熟成可能/推奨期間でもあります。 マジですか? ワインの外観は、とてもクリアで輝きのあるライトゴールド。 グラスの内側を、ぼってりした脚がいく筋も流れ落ち、粘度が高そうです。 香りは、花梨や黄桃、アプリコット、洋梨など、木なりの黄色い果実、グレープフルーツのような柑橘系や藁、コリアンダーシード的な白いスパイス、微かにハチミツや麹のニュアンスも。 口に含むと、日本ワイン離れした「厚み」に、またビックリ。 そんなんです、本当の驚きは、ここから始まりました。 完熟したぶどうならではの豊かな果実感、伸びやかでグリップのある酸、香ばしい樽の風味が口の中で広がり、少し木の芽(山椒)にも似た、スースーしたミンティな刺激も感じます。 全体に歪みの少ない、素晴らしいバランスの、シャルドネらしい味わいです。 コレは美味しい! そして面白い‼︎ 風味のところどころに「和のテイスト」が入るところも、日本ワインの個性として好ましく思われます。 とはいえ、似ている日本ワインは、まったく思い当たらず、質感的に近いのは、ブルゴーニュのマコネではないか? とも思ってみたり…。 いやいや、それよりも、果実味とミネラルのバランスがコート・ドール寄りで、味覚的にはピュリニー・モンラッシェに似ているような気もします。 しかし、正直なところ、このワインのクォリティの高さにはマジで驚きました。さすがは、日本ソムリエ協会の「秘蔵品」ですね! このワインを生み出すぶどうなら、そりゃ熊も食べに来るよなあ…電気柵が必要な理由が、ワインを飲んでみたらわかりました(苦笑) 最後におまけとして、バックラベルの説明書きを以下に貼り付けておきます。 「標高の高い高畠町の上和田地区は、駒ケ岳や竜ヶ岳が聳える奥羽山脈の麓に広がり、大自然に育まれた恵みのもと、秋には山々は松茸などで覆われ、様々な野生動物が生態系を織り成します。そこに棲む雄である"熊”をも唸らせる、完熟したシャルドネを選抜し、丁寧に醸造しました。電気牧柵(La Clôture Électrique)を用いて"熊の襲来”から守られた、凝縮感が溢れる果実の風味と、樽発酵由来のバニラ感が忠実に映し出された奥深さをお楽しみください。」

iri2618 STOP WARS

L

高畠さんの上のクラスのワインはたしかにブルゴーニュのような味わいですよね♪ と言いますか、こちら4千円はすると思うのでお得過ぎますね!残りのセットワインも気になります(^^)

YD

L

高畠ワイナリーの高級バージョンかと思ったら 意外や意外 1本あたり1100円!? 素敵なチャリティーワインですね

ごん。

L

YDさん コメントありがとうございます。日本離れしたシャルドネでした♪ 昨夜、大手ネゴシアンのマコンの単一畑を飲みましたが、甲乙つくがたいというか、記憶の中のこちらに軍配を上げたくなりました。驚くべきワインですね!

iri2618 STOP WARS

L

ごん。さん コメントありがとうございます。まだ1本しか飲んでませんが、これだけでけっこう元が取れた感じです。下手すると…いや、上手くいけば2本でお釣りが来ますね(笑)

iri2618 STOP WARS

L

このVTが当時高畠の醸造長をされてた方の最後のVT?・・・のはずです。 うろ覚えですが、10年前にシンポジウムかイベントかで登壇された時にハイエンドクラスのワインの質を上げる事を当時の日本ワインが見据えるべき目標として掲げられてましたので、飲まれましたワインの品質の高さもそういった事が背景にあるのかもしれませんね。

t.yamada

L

t.yamadaさん コメントありがとうございます。貴重な情報も併せて感謝です。私の唯一の高畠体験は、「青おに」という赤ワインでした。このワインを購入したのはデパートの催事でワイナリーの醸造担当の方とお話して、とても共感したからでした。同じ方かどうかわかりませんが、しっかりした哲学のあるワイナリーという印象です。このワインは、本当に素晴らしいですね♪ ジャパンオリジナルのワールドクラス、しかも異様なコスパ!(通常の販売価格でも・笑)手放しで褒めるしかないワインだと思います。

iri2618 STOP WARS

L

高畠さんは好きなワイナリーでよくいただいてます。 セラーにプレミアムレンジの畑違いのが3本あり熟成しているところです(もったいなくて開けづらいだげ笑) 下のレンジのバリックシリーズでもおいしいのでお試しください(^^)

しみしみ

L

しみしみさん コメントありがとうございます。高畠ワイナリー2回目の素人が、わかったようなことを書いてしまい失礼しました。でも、本当に美味しいワインですね♪ このクォリティには、マジで驚きました。日本ワインの世界も奥が深いですね。

iri2618 STOP WARS

L

とんでもない! 高評価レビューで、セラーに入ってあるやつを飲みたくなってしまいました(飲めばいいんですが(笑)) 他のも是非レビューしてください♪ ピノ・グリもありますよ?

しみしみ

L

しみしみさん いやいや、是非飲んでください! しみしみさんのレビューを楽しみに待ってます(笑)

iri2618 STOP WARS

iri2618 STOP WARS
iri2618 STOP WARS

OTHER POSTS

  • L
  • L
  • L
  • L
  • L
  • L