カピウ　スパークリング 「和食とも一緒に楽しんでいただけるように特別にブレンドしたちょっと辛口のスパークリングワイン．フレッシュグレープフルーツのような艶やかな香りとさわやかで元気弾ける味わいです．（Kapiwとはアイヌ語でカモメの意味です．）」 産地　北海道余市町 品種　ナイアガラ，デラウェア（余市町産），リースリング （チリ産） アルコール度数　12% クロージャー 王冠 外観は輝きと透明感のあるペールイエローで，泡はゆっくりと立ち上ります．香りは開いており華やか．マスカットというかぶどうそのものの香りがダイレクトに感じられます．グレープフルーツやライチ，ごくかすかに洋梨や白桃もあるかもしれません．アタックは軽めで，ソフトな甘みを感じます．酸はしなやかで，ブドウそのものの果実感やミネラル感と調和．後味にはグレープフルーツのような苦味が心地よい余韻を残します． 普通に美味しくてするすると飲めてしまいます．マスカットとデラウェアというラブルスカ系のコンビネーションで，フォクシーフレイヴァーの海に浸ることができます．どのくらい使われているのか分かりませんが，チリのリースリングの果汁も使用されているとのことです．そういわれれば微かに白桃や洋梨の気配が感じられたりして，どことなく風味が引き締まっているようにも思います．ハーフボトルで660円，これはこれでアリかもしれません．

齋藤司