名前が気に入って以前から欲しかったが、価格高騰のため諦めていた。その値段の価値に疑問だったのだ。この度ようやく手に入った宝物。…だけど、早速開けてしまう。グラスはシラー用にした。 ボトルがお洒落〜。コルク抜き易い。納屋の匂いがする。淵が褐色で、最下部は薔薇色のネオンのように燃えている。深々とした濃いルビー色は、形容し難い妖しさをまとっている。グラスに鼻を近づけると、以外にも桜の香り。これは薔薇などの花束に変わるだろう。チェリーやベリーの香りが既に美しい。 スパイシーさと、フルーツの凝縮感を併せ持つ。それに加えてなんと綺麗な口当たり。とてもシルキーで、若い酸味もあり、フレッシュな蒼い余韻が強く押し寄せる。だが、ジュース系ではなく、これはワインだ。これは赤ワインラヴァーの入り口に成り得る。 数口飲む頃にはまとまった。 食べ物: デミグラス仕立てのボロネーゼ、国産牛ローストビーフ(ワイン負けるが○)、無垢ゴーダの余韻、ぽてコタン、カレドショコラカカオ70&クランベリー P.S. 冷蔵庫に入れて翌日、冷やした状態でも美味しい(スパイシーなレーズン風味)。ミスドのエンゼルフルーツと供に。フォークで戴くケーキのようなドーナツは高相性。

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