お店で出してるワイン探訪。二本目。 ヴーヴレの白ワインです。 エチケットを、まじまじと見ることなかったんですが、かなり親切に色々書いてありますね。 上から、シレックス土壌の葡萄を使っていること。手積み収穫であること。産地。そしてビオロジックで造られていること。 ドメーヌヴィニョーシュヴローは、1875年設立、クリストフとステファンの兄弟が造り上げるそう。生産量の半分以上がフランス国内消費なんですって。面白い。 色はやや淡いやや緑がかったゴールデンですかね。 ちょっとコッテリしているのかなー？ 香りは非常に感応的で、カリンなどのリンゴの蜜の濃い香りとアルコールの清涼感が相まった心地よいアロマです。樽の甘い香りもよく馴染んでいて洋食にはピッタリかんですね。それでいて余分な要素は少なく、クリーンな気持ち良い香りです。新樽比率はフレンチオークで10%。 一口。 若干の甘みがファーストインパクトにつき、香りとの親和性も高く好印象。 そして、鮮烈な酸味とハーヴィな苦味が徐々に広がりますね。口当たりはややまろやかさもありますが、かなりツルッとしており軟水寄りの硬水的な味わいと言えますね。余韻は美しく長く、アロマとはまた違うフレーヴァーがあるので中々楽しいですね。果実の豊かさから、よりハーヴの爽やかさが感じられました。 美味しいですね。 酸味がしっかり乗っているので、コッテリした料理に相乗効果を望めるほどではないですが、逆に言えばカルパッチョからグラタンまでペアリングの幅が広くてコース料理には良いかもしれませんね。 ご馳走様です。

Brook