ワイン | Ch. La Baronne Grenache(2012) | ||||||||||||||||||||
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わらび餅みたいなテクスチャーのグルナッシュですね(°▽°) 熟れた果実を握り潰した感じのワインは(アレ?違う?)なんかわかる気がします。とろみのあってお肉の甘さがあるビーフシチューにはピッタリではないですか、垂涎(笑)
はじめ。
はじめ。さん→どうもこんにちはです。そしてちょっと遅くなりましたけど、メリークリスマスでございます♬ わらび餅みたい...ってのは正に正解でございます!言われてハッと思いましたし、はじめ。さんの的確な表現にちょっと嫉妬したりしました(笑)。 牛の塊肉ではなく、細切れではありましたが、十分に堪能できました。時が解決してくれた、まぐれのような美味しさでした。これだからワインはやめられないですね(笑)。
カリヤカ・ズノリ
『No.796 時がマルっと解決してくれる』 昨日、水曜日の話。 12月22日は冬至。一年で一番昼が短い日。この日を境にまた少しづつ昼が長くなっていくわけで。娘を迎えに行き、家路に着くとき、秋ぐらいまではまだ夕暮れだったので、帰りがけに近所の公園で遊んで帰ってたのだが、最近は日も落ちて夜の装いになるので、公園で遊べなくなっていた。 いつも遊んでいた公園のそばを通ると、娘がチラッと公園を見ているのがわかった。 もう少ししたら、昼も長くなってきて、寒さも和らいでくるから、公園で遊べるよ。そんなことを思いながら家に帰るのであった。 そして、そんなこの日の夕飯のメニューは… ・ビーフシチュー・オンザライス ・プチトマトとモッツァレラのサラダ なんてことない、ご飯にビーフシチューをかけただけ。妻がビーフシチューを作ろうと思ったのだが、牛肉の塊がなく、細切れしかないからこうなった…ということ。だからハヤシライスのようだが、ニンジンやジャガイモがありますよって話。そしてこの日は、フランスのシャトー・ラ・バロンヌのグルナッシュ2012年をお供に。ブルノ・デェシェンのネゴス物。 抜栓し、グラスに注ぐと、鮮やかな赤黒さ。液体に浸っていたコルクの香りは梅干し風。グラスからは少しグジュっとしたような黒果実系の香り。そして一口…おおぉ、これは実にまろやか。優しく喉元をトゥルーんと流れていく。スルスルーっではなくトゥルーんと。 購入してしばらく寝かせていたからか、とてもアタリが良い。口に入った時にニュルっと口中に染み渡り、豊かな果実味、旨味、渋味を感じさせ、喉元を過ぎていく。すべてが丸く穏やかで、刺々しさや引っ掛かりがなく、とてもスムース。そしてリッチな味わい。 実に美味しい。ただただそう思う。 食事に合わせるなんてもったいない…と思いながらも、ビーフシチューに実に合うからついつい飲んでしまう。 時間の経過がそうさせるのか、この味わいの丸っこさがとても秀逸。ガツンとそしてグジャッと感じるであろうアタック感も丸く収めてしまうあたり…さすがの一言に尽きるなぁ。 また飲めるかな…最近青ラベル(カリニャン)しか見かけてないので厳しいかもだけど、何かの気まぐれでリリースしてくれたら嬉しいんだけどな。 ごちそうさまでした!
カリヤカ・ズノリ