OSA Winery Mateni Rose写真(ワイン) by iri2618 STOP WARS

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LLLLLL

REVIEWS

ワインOSA Winery Mateni Rose(2019)
評価

2.5

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2023-03-15
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所OSA WINERY オンラインショップ
購入単位ボトル
価格帯3,000円 ~ 4,999円
価格
インポーター

COMMENTS

iri2618 STOP WARS

2019 オサ・ワイナリー マテーニ・ロゼ 小樽 北海道/日本 水曜日のワイン。 晩ごはん(きしめん)を食べた後、ちょっと気分転換にロゼワインを飲むことにしました。 このところ、花粉のせいか味覚が本調子ではなく、まったくワインを飲む気にならず、熱燗やお湯割りばかり飲んでいました。 仕事が立て込んでいて帰りが遅くなり、「癒し」を求めていたらしい、連れ合いと娘の強いリクエストにより、久しぶりにワインを抜栓。 余市にある自社畑産のツヴァイゲルトレーベを100%使用した辛口ロゼ。 名前の「MATENI(マテーニ)」は、一見イタリア語っぽいですが、さにあらず。 地元小樽の言葉、「まてに」(=真心を込めて丁寧に)からの命名だそうです。 楽譜にぶどうがあしらわれたラベルデザインは、「秋の実りを音符に見立てた畑の様子」とのことですが、五線譜の上のほう、高音域に音符=ぶどうが見当たらないのは、「腰より高い房を摘果しているから」だとか…。 ラベルデザインにまで、「丁寧さ」というか、「凄まじいこだわり」を感じます。 外見からして、作り手の気迫あふれる魂のこもったロゼワイン、ちょっとビビリながらいただきます(笑) 全長40mmと、少し短めですが上質の天然コルクを抜き、ワインをグラスへ。 本日のグラスはラディコングラスです。 外観は、明るく透明感のあるサーモンピンク。やや淡い色調で、とても輝りが強いですね♪ ラルムに特別な印象はありませんが、屈折の具合からすると、少し粘性が高そうで、肉厚な見た目。 香りは、赤というか、ピンクの花。 ピンクグレープフルーツのようなジューシーな柑橘、ピンクペッパーのようなピリッとしたスパイスの刺激。 口に含むと、厚みのあるソリッドなテクスチャで、非常にドライで締まった味わいを感じます。 グレープフルーツのような酸と苦みの効いた、柑橘的な果実感、ラズベリーの甘酸っぱさ、アセロラのような青っぽい渋み、硬いミネラルのニュアンス。 生っぽい木質的な旨みは、ワインと同じ色合いの、果実のグミの味わいにとてもよく似ています。 小学生の頃、担任教師のお宅にお邪魔して、庭のグミの樹から果実をもいでは食べ、もいでは食べしたことを思い出しました。 そんな郷愁を誘う、少しクセのあるロゼに、最初はフランスのベーシスト、ジャン・フィリップ・ヴィレが中心のピアノトリオ作品『AUTREMENT DIT』(2002年)から、「Days of Wine and Roses」を合わせてみました。 アルバムは、素晴らしい演奏のジャズ・スタンダード集で、この曲とワインの相性も実に美しいのですが、少しキレイ過ぎる気がしてしまい、別のマリアージュを探すことにしました。 ちなみに、アルバムタイトルのAUTREMENT DIT(オトルマン・ディ)は、「言い換えれば」という意味のフランス語で、スタンダードのカヴァーをさりげなく示した洒落たタイトルですね♪ 「Days of Wine and Roses」の方は、言わずと知れたヘンリー・マンシーニ作曲の名曲で、1962年公開の「酒とバラの日々」という映画のテーマ曲。 さて、代わりの音源を暫し考えて、ハッと天啓のように閃いたのがこちらのアルバムでした。 アメリカのジャズアンサンブル、ピンク・マルティーニと由紀さおりのコラボアルバム、『1969』(2011年)。 まぁダジャレみたいな組み合わせですが、これが驚くほどピッタリとハマる極上のペアリングになりました。 アルバム自体は、1969年に流行った世界中のヒット曲のカヴァーというコンセプトだと思いますが、彼女自身の名曲「夜明けのスキャット」をはじめとする、艶と張りのあるヴォーカルがとにかく素晴らしく、真心を込めて丁寧に歌われた一曲一曲に、私の心が釘付けに。 ところで、この由紀さおりの声、以前は「線の細さを感じる澄んだ高い声」と思っていましたが、よくよく聴いてみると、むしろ中低音域に特徴のある「柔らかく安定感のある太い声」だなと認識を新たにしました。 こういう新たな気付きも、このワインのラベルデザインとの親和性を高めてくれるような気がします(笑) そして、彼女のサウダージ(郷愁)を感じさせる声質は、特にボサノヴァにピッタリとハマりますし、厚みのあるワインの味わいと、見事に調和しますね。 何だかこのペアリング、完璧かも?

iri2618 STOP WARS

L

なんて可愛らしい葡萄の音符♪と思ったら、色んなこだわりが! そして、まてに→マテーニ→Days of Wine and Roses→ピンク・マルティーニ→由紀さおりさん!流れるような繋がりにどれも興味をそそられっぱなし♫ 田舎で食べたグミの実やユスラウメの実を思い出しました〜♡(๑´ڡ`๑)

盆ケン

L

どちらかといえばかわいい系のエチケットですが、こだわりがすごいですね。 ツヴァイゲルトは赤だと酸っぱいものが多いかな〜?という印象で、ロゼにするのがよいのかも、と思いました。 試してみたいです♪

しみしみ

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色々なこだわりが、までですね✨(゚∀゚)

カボチャ大王

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盆ケンさん こちらのワイナリーのライナップは、どれも丁寧につくられた「マテニ」なワインばかりだと思いますが、その中でも格別な思い入れのある作品のようですね。ジャン・フィリップ・ヴィレのトリオは、リーダーがベーシストという一風変わったピアノトリオだけあり、ちょっと変わったテイストを堪能できます。アルバムはどれも素晴らしいので、是非是非!

iri2618 STOP WARS

L

しみしみさん コメントありがとうございます。ツヴァイゲルトの赤は、仰る通り、酸っぱい感じのものが多く、独特の青臭さもあって、普段は手に取ることが少ない品種ですね。このロゼに関しては、その特徴が上手く個性として生かされているような気がします。ワイナリーのネットショップでまだ購入可能のようです。ぜひお試しあれ。

iri2618 STOP WARS

L

カボチャ大王さん コメントありがとうございます。大王さまの地元だと、「まてに」ではなく「までに」と発音されるようですね。しっかりした飲みごたえは、この「までに」故だと思います。北海道ワインは、本当に目が離せませんね!

iri2618 STOP WARS

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