Ch. Cap de Faugéres写真(ワイン) by 瀬戸 咲弥

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LLLLL

REVIEWS

ワインCh. Cap de Faugéres(2018)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2023-03-28
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯2,000円 ~ 2,999円
価格
インポーターモトックス

COMMENTS

瀬戸 咲弥

澄んだ輝きのある、黒みを帯びた濃いダークチェリーレッド。粘性はやや強く、ディスクはやや薄い。濃縮感が強く、若い状態を抜けた外観の印象。 香りの第一印象は、開いていて華やか。特徴として、カシス、ブラックベリー、ブラックチェリー、バラ、スーボア、クローブ、リコリス、コーヒー、なめし皮等。第一アロマが強く、酸化熟成の段階にある印象。 アタックはやや強く、甘みはまろやか。豊かな酸と、力強いタンニン。ジューシーで骨格のしっかりとしたバランス。アルコール感はやや強く、余韻もやや長い。 複雑性があり、引き締まったワイン。提供温度は17〜20度、グラスは大ぶり。デカンタは、事前は30分ほど事前に。 おそらくは2005年にシャトー・フォージェール達と共に買収されている。現在はVignobles SILVIO DENZという括りで管理され、ラリック所有となっている。ペビ・フォジェールのセカンドに描かれた、鳥の絵が印象に残っているが、これもルネ·ラリックに関連するものらしい。エチケットの変更は、フォージェールでデザインを統一したかったのではないかと思う。 少し長めに感じるDIAM5を抜くと、液面側が1ミリ程度黒ずんでおり、わずかに酒石酸が固まりつつある様子は、いかにも濃ゆそうな印象を与える。透明感はあるものの、ダークチェリーレッドにローストしたような褐色が交じる色合い。 各果実がしっかりと熟し、柔らかくなっている印象があるものの、僅かな青さとアルコールの刺激でそこまで重たさを感じさせない。スワリングすると一気に地面系統の内向きな熟成感が出てくるが、湿りきっておらずまだまだ元気なイメージ。 口に含むと、はじめの方は瑞々しさからくる果実のフレッシュな爽快さや甘みがあるものの、中盤にかけてタンニンの舌触りとは別に突き抜けるような直線的な渋みが出てくる。Bad Boyとは違い、メルロの肉感があるので、もう少し気軽に濃くて渋いワインが好きな方へもおすすめできる。 小さいテーブルを囲む人数まで。天候は問わないが、メインの食事で。 デグラッセしたソースを使ったローストビーフ、赤西貝の煮付け、もんじゃやき。

瀬戸 咲弥

瀬戸 咲弥
瀬戸 咲弥

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