『No.1158 パイナポーを満喫』 【マルト・ヴァイス/2019年】 ヴァイングート・ヴェルナー/ドイツ・ラインヘッセン ・ヴェルツァー ・ファーヴァーレーベ ・ミュラー・トゥルガウ ・ショイレーベ ・バッカス ・リースリング ・シルヴァーナー 合わせた夕飯 ・唐揚げ屋の唐揚げ(モモ・ムネ・鶏皮) ・きのこの醤油風味グリル 抜栓し、グラスに注ぐ。濁りのあるオレンジ。フワッと甘い果実の香り。やはりパイナップルの香りが一番に感じられるかな。あとはパッションフルーツ、黄桃、ライチといったところか。 一口飲む…あぁ、ヴァイングート・ヴェルナーのマルト・ヴァイスのあの味だ。甘美なまでの果実の味わい。パイナップルの甘味、パッションフルーツの酸味、黄桃、オレンジ、見事なまでの果実味。そしてグレフルピールの如くのほろ苦さ。濁りのある液体の通りの程よい旨味。コリッコリなミネラル感。 唐揚げに実に良く合う。クリスピーな鶏皮、ジューシーなモモ肉の唐揚げ、バッチリすぎて、ついつい進む。どちらとも。そして妻が作ったきのこの醤油風味グリルとの相性が、これまた格別。きのこの旨味とも合うし、香ばしい醤油の風味ともまた良く合うわけで。 相変わらずいい狙いどころを突いた素敵な味わい。このヴィンテージも美味しくいただけた次第。ごちそうさまでした！

カリヤカ・ズノリ