『No.1060 圧倒的果実感』 【ヤ・パ・ク・ドゥ・ラ・ポム/2019年】 ロバン・グータリエ/フランス・ボージョレ ・ガメィ100% 合わせた夕飯 ・手羽元と大根の煮物 ・切干大根とエノキの炒め煮 ・麻婆茄子 抜栓し、グラスに注ぐ。少々粘度を感じる液体感。色合いは少し濃いめのガーネット。香りの方は…ベリー系の果実香と共にやんちゃな還元的ニュアンス。家畜小屋的な。 そして一口…まず鼻に抜ける還元香、しかもちょい主張強め。何だか懐かしいな。でもその後に来る圧倒的果実感。ラズベリーにプルーン、そしてイチゴジャム。先程の還元香が一気に吹っ飛ぶほどの勢い。そしてトルクフルな旨味。果実味に旨味、そして還元的ニュアンスの混ざり合い感は実に秀逸。これはめちゃくちゃ美味い。 こういう感じの味わいだと、煮物にばっちり合うわけだ。味がしっかり染みたホロホロの手羽元に、煮汁と手羽からにじみ出る鶏の旨味をしっかり吸い込んだ大根、そしてこのワイン。ある意味無敵の組み合わせなんじゃないかと思ってしまう。こんだけトルクフルながらも飲み疲れがない(あくまで主観)ってのがこれまた嬉しい。 美味しい煮物に美味しいガメィ。ごちそうさまでした。

カリヤカ・ズノリ

家畜小屋的な、、 やんちゃな還元的ニュアンス、、 とても興味あります（笑） 久しぶりにブックマークしました！

ごん。

ごん。さん→どうもおはようございます♪コメントありがとうございます。 家畜小屋...たまに使うんですけど、腐葉土の香り、納屋の埃っぽさ、それに獣臭が混ざった感じが家畜小屋的な感じなんでしょうか...多分そんな感じです(笑)。 でも、そんな人によってはネガティヴ要素がワインだと良い要素に変わったりするから不思議ですね。

カリヤカ・ズノリ