味わい |
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香り |
ワイン名 | Uccelliera Brunello di Montalcino |
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生産地 | Italy > Toscana |
生産者 | |
品種 | Sangiovese (サンジョヴェーゼ) |
スタイル | Red Wine |
2020/06/05
(2008)
価格:5,000円 ~ 6,999円(ボトル / ショップ)
2008 ウッチェリエラ ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ トスカーナ/イタリア デカメロンワイン・その9 14世期中頃の黒死病(ペスト)が猖獗を極めたフィレンツェを舞台に書かれた「デカメロン(十日物語)」をダラダラと読んでいます。 1日分を読むのに3日はかかる感じでなかなか進みませんが、少しずつ少しずつ14世紀のイタリアの世界に馴染んでいます。 13世紀から14世紀にかけては、教会の権威が絶大だった中世が終わり、復興(リナシメント)と呼ばれる時代がイタリアから始まろうとしていた時期。 その頃、貿易や金融、毛織物をはじめとする産業の振興により、膨大な富がイタリア半島に集まり、後にリナシメントをフランス語に翻訳したルネサンスが始まるのですが、そのルネサンスを先導した街がフィレンツェでした。 絵画や音楽、そして文学表現におけるルネサンスは、何よりも生身の人間をあるがままの姿で描こうとする写実主義、感情表現でしょう。 絵画においては、遠近法や透視図法が開発され、対象をよりリアルに立体的に描こうとし、立体化は音楽においては複数の声部で構成されたポリフォニーと呼ばれる多声音楽の発展につながります。 また旋律の複雑化が進み、正確な再現性を求めて記譜法も整備され、より複雑で豊かな旋律とリズムの表現に繋がります。 文学においても、ダンテの神曲やデカメロンがラテン語ではなくトスカーナ地方の方言で書かれたように、キリスト教会の堕落を告発し、市井の人間の姿を生き生きと描き出す、叙述のスタイルや方法が整備されていくのです。 いま読書は、ようやく「5日目」に入ったところで、まだ折り返し点の手前ですが、デカメロンを読むことでこの時代への興味がつのり、物語を読むことと並行していろいろ調べてみることで、作品の理解や愛着が深まることが楽しいですね♡ さて、本日のワインはブルネッロ・ディ・モンタルチーノ。 小規模な生産者ながら、上質なBDMの作り手として評価の高いウッチェリエラのワインです。 ウッチェリエラはイタリア語で鳥小屋を意味しますが、その名の通りエチケッタにも愛らしい小鳥の絵柄があしらわれています。 クロージャーは全長50ミリの良質な天然コルク。刻印の感じも良好です。 外観は黒みがかった濃いルビー。グラスは迷ってボルドー型を選択しましたが、この色合いは、多分正解でしょう。ボウルの内側をつたう脚は力強く立体的な感じ。 香りは、まず鉄⁉︎ 先にいただいた、同じサンジョヴェーゼ・グロッソ100%からつくられた、コルドルチャのロッソ・ディ・モンタルチーノが血のような味わいだったとレビューしていますが、こちらのブルネッロも同様な傾向ですね。 ロッソをより凝縮させ、洗練させ、熟成させた複雑極まりない香り。 セミドライのオレンジピール、ブラックチェリー、スミレ、ドライフラワーの薔薇、使い古したレザー、深煎りのモカ、シガーいや缶ピー、プルーン、シダー、黒胡椒、アニス、クローヴ、アールグレイ、バルサミコ…次から次へと香りが立ちますね♪ 口に含むと予想以上に酸が強く非常にドライです。やや強めのタンニンと、完全に旨みに昇華した果実味、そしてやはりここでも鉄の味。 矛盾するようですが、口当たりは柔らかくて滑らか。エレガントさを感じる質感ですが、全体の印象は凝縮されたパワフル型。 果実の強い旨みと並んで、スパイスやミネラルがガッチリ組み合わさった堅固な構造を感じます。 余韻は長く、素晴らしい香気とちょっと尖った感じのスパイシーさとほんのりしたスモーキーさが残る洗練されたドライフィニッシュ。 ブルネッロにもいろいろなタイプがありますが、このウッチェリエラはなかなか個性的なタイプ、安易な類型化を許さないオリジナルな味わいのブルネッロだと思いました。 デカメロンを読みはじめたおかげで、結果としてサンジョヴェーゼを集中的に飲むことになりましたが、なるほど、世の中にこの品種のファン、サンジョヴェスタが多い理由がわかりますね(๑˃̵ᴗ˂̵)
2018/09/07
(2011)
平塚アッシュエムにてdinner
2018/04/22
(2011)
ウッチェリエラのブルネッロ2011。 中嶋さん!23日は月曜日で休肝日なので本日ブルネッロを飲みました! 香りと最初のアタックは華やかでエレガント。 飲んで行くと梅酒の梅の酸味と渋みが口の中に広がる。 この渋みに合うのは甘めのソースかも? 本日は牛モモ肉をタタキにして、甘口の純米酒と醤油のタレで頂きましたが、コレが合う❗️ もしかしたら美味いサンジョベーゼはスキヤキにも合うのかもしれない? ちょっともったいなくて、今までやらなかったけれど、次回試してみますか?
2018/01/01
(2011)
年越しのワインはウッチェリエラのブルネッロ2011年。 ポッジョディソットのブルネッロと似ている香りと味わい。 華やかな花の香りは少し薄いが、特有の梅酒の梅の味わいが、大変似ている。ポッジョディソットとの違いの特徴は少し革の香りと味わいがあることだ。 ポッジョディソットのブルネッロの半額で購入できるので、大変コスパ良いですね❗️
2017/12/16
(2011)
価格:7,000円 ~ 9,999円(ボトル / ショップ)
ウッチェリエラのブルネッロ2011。お約束に従って12時間前に抜栓しておいたので最初から芳醇な花の香りと少し皮の香りが広がる。ただし華やかな香りはポッジョジソットには及ばない。 味わいは酸味と果実の甘味と渋みのバランスが調和して、それでいて骨格が強い、最期に渋みが残るので、少し脂の乗った肉が良い。 本日は和牛リブロースステーキとピッタリでした!
2017/08/26
(2011)
価格:8,500円(ボトル / レストラン)
これはいいブルネロ。 酸味が立つのでもう少し寝かせたいところですが、暑い日にはそれが心地良くスルスルと飲めてしまいました。 また好きなブルネロを発見してしまいました。
2017/08/19
(2008)
Uccelliera - Brunello di Montalcino 2008 Italy / Toscana Sangiovese Grosso
2016/12/21
(2010)
イタリアを愛する人の会にて 17本目 これまた大好きな造手。 だがまだ若いかな。
2015/11/13
(2010)
いや〜この2010年のやつもすでに今飲んで美味しい! イタリアワインも2010年は当たり年のようで非常に出来が良いみたい。 あと20年熟成したのが飲みたいなぁ〜♪
2015/11/09
(2010)
少し甘やかな香り。新樽の影響か。より親しみやすい。
2015/06/18
(1995)
複雑な味わいのブルネッロ( ・∇・)
2015/04/09
(1998)
非常に美味しいです!
2014/11/15
(2007)
価格:5,000円 ~ 6,999円(ボトル / ショップ)
ブルネッロ。 美味い… 色も素晴らしい。
2021/10/23
(2008)
2019/08/24
2019/08/06
(2012)
2019/06/16
(2012)
2018/08/31
(2011)
2017/02/27
(2007)
2016/12/19
(2008)
2015/09/13
(2007)
2014/11/07
(2007)
2014/05/26
(2007)