Morgenster Lourens River Valley 2004
モーゲンスター ローレンス・リヴァー・ヴァレー

今日は朝から南アのボルドースタイル。しかも熟成(笑 ■外観 濃いガーネット色。 粘性やや高め。清澄度良好なスティルワイン。 ■香り 香りの強さはやや強め。 カシス、ブラックチェリー。 ピーマン、ミント、コショー。クローヴ、セイヨウスギ、カラメル。 ドライイチジク、なめし革、マッシュルーム。 発達した香り。 ■味わい 辛口で高い酸味、やや多いタンニン、強いアルコール(14.5％)のミディアム(+)ボディ。風味の強さはやや強く、ブラックプラム、クローヴ、ドライイチジク、カラメル。 余韻はやや長め。 今が飲み頃、熟成/これ以上の熟成には向かない。 抜栓したては果実味が弱く中身もスカスカ気味で枯れた印象。アルコールも中程度に感じた。 時間が経って温度が上がってくると凝縮感と複雑さが増して立派な熟成ボルドースタイルに。 熟成ワインは酸素と温度がとても大事。

黒果実の香り、ミルキーさも感じる。樽の木質香。一日目はかなり樽が買ってしまっているし、とげとげしきんだけど、二日目柔らかでとても美味しい。 すごくいい右岸と遜色ない。少なくともこの値段帯ではずば抜けいてる。

澱が半端ない。

モーゲンスター ローレンス リバー バレイ 2004。メルロー、カベルネソーヴィニヨンの熟成を感じさせる柔和な表情が良い。良いワインに出会うと思わずにっこり。20数年前、英国のウォーリックで出会ったファミリーとのパーティで昔話に弾む雰囲気にも良くあった正統派ワインだ。

評価は暫定で3

まあまあ美味しかったけど、印象が少し薄いなあ。

今年も常飲は南アフリカワインになりそう。ということで飲み頃のボルドータイプを抜栓。艶感もあり美しい色調。まずはベーコンの燻した香り。時間とともにチョコレート、胡椒、ドライフラワーがムンムン。スルっとした口あたり、甘さはなくドライであるが丸くあたたかい味わい。これをブラインドで飲んだら間違いなくボルドーって答えるくらいのアフリカンボルドーワインですね(笑) 食後にお年賀に戴いた呉産の銘菓のカステラとも相性よかった。呉つながりですが「この世界の片隅で」いい作品だったな〜

南アの赤。以前同じのを飲んだ時はいまいちだったが今回はOK。 やや明るめなガーネット。カシス、ブラックベリー、ムスク、バニラ、少し腐葉土のようなニュアンスも出てきている。タンニンは十分にマイルドになり、今が飲み頃だと示してくれている。それでもややフレッシュな酸味と果実味があり、しばらく飲み頃が続くのだとわかる。 西洋の寺院といった佇まいだ。

干した黒色ベリーの香りに、鰹節や梅干しのような熟成した香りが強く感じられる。酸は比較的穏やかで 、タンニンは角のとれて滑らか。鰹節や梅干しの旨みに果実の旨みも加わり、じんわりと余韻が続く。

濃いシラー 美味しい❤

南アフリカのカヴェルネ・ゾーヴィニヨンとメルローの2004のワインです。 まだまだ余裕で熟成が効きそうなワイン。 深みのある、味わい深い素晴らしいワインです！ ハッシュドビーフに良く合いました(*^_^*) ゲストさんの差し入れワインでした(*^_^*)