1772年、ヴェローナで創業した家族経営のワイナリー。オーナーであるボスカイニ家が最初のブドウ畑を購入して以来、継続的にかつ慎重にブドウ畑を広げてきた。ダンテを生み出したセレーゴ・アリギェーリ家の由緒ある畑も管理。ワイン造りにおいてヴェネトの在来品種と伝統的な醸造方法にこだわりながらも、一方で革新的な発想でその伝統を現代に蘇らせ、常に最高級ヴェローナワインを造り続けてきた。1960年代には伝統的な「アパッシメント(陰干し)製法」にこだわり、さらにヴェネト古来に存在した醸造技術「リパッソ」を現代に復活させ特許を得ている。*リパッソとは”元に戻す”という意味で、発酵の終わったアマローネの樽のオリの上に普通のヴァルポリチェラを入れ、更に2週間あまり発酵させるという醸造方法。