シャントレーヴは、サヴィニー・レ・ボーヌを本拠地とするネゴシアン。栗山朋子とパートナーであるギヨーム・ボットが2010年にスタートさせた。栗山朋子は日本人女性醸造家としてガイゼンハイム大学で醸造学を学び、ラインガウにあるアルテンキルヒ醸造所で醸造責任者まで務め上げた才媛。ギヨーム・ボットはエティエンヌ・ソゼで働いた後、2002年からはドメーヌ・シモン・ビーズで当主だった故パトリック・ビーズの右腕として活躍、今も現役で醸造を任されている、経験と実績の持ち主。シャントレーヴはネゴシアンの中でも、製造から瓶詰めまでを行うネゴシアンヴィニフィカトゥールで、ブドウや果汁の段階からワインを仕上げる。 原料の供給元にも足繁く通い、自分たちの目が完璧に行き届く範囲に規模を留める、オートクチュールな造りが特徴。