Cellier des Ursulines Beaune Rouge
セリエ・デ・ウルシュリーヌ ボーヌ

料理との相性か、このボトルの個性かわからないが、前回と比べ評価が上がったワイン。 粘性高めで、色目はまだまだフレッシュな色合い。 酸は強めだが、開栓20分位でうまみ、薫りも開き、素晴らしい時間を過ごせた。 鯛のあら炊きそのもの、一緒に煮た牛蒡、生姜、蒟蒻いずれも違ったマリアージュを見せる。 筍と蕨の煮物の蕨とも合う。 醤油味と非常に相性の良いワイン。

グラスの縁はオレンジだが、まだフレッシュな感じで、ラズベリーや赤い木の実の香りを感じる。 時間とともにキノコ、なめし革、黒胡椒の薫りも出てくる。 酸は力強く、旨味は少し物足りない。 シチューやスネの煮込みなど濃い味とはあうかも。 もっと時間がたてば柔らかになるのか？？

セリエ デ ウルシュリーヌのバックビンテージを満喫。 昨夜から開栓して大成功。 角のない、丸みをおびた、素敵なワインに仕上がってる。