長野県塩尻市の自然豊かな丘陵地帯に位置し、今ではメルロの銘譲地として名高い桔梗ヶ原に初めてメルロを植えた生産者。1911年、創業者である林五一が桔梗ヶ原に入植し、ブドウなど果樹の栽培を手掛けたことが始まり。1919年に本格的なワインの製造を開始した。1951年、当時ブドウ栽培の先進地である山形県よりメルローの枝を持ち帰り、桔梗ヶ原で栽培を開始。五一の次男、幹雄(現林農園社長)は大学にて果樹栽培学を学び、五一とともにメルローの栽培に挑戦。長年の苦労の末に欧州系のメルローを根付かせ、名産地として桔梗ヶ原の名を広めた。1975年より 「五一わいん」の商標にてワインを販売。「良いワインは良いブドウ造りから」をモットーに、原料から醸造に至る一貫したワイン造りを行う。