Ch.イガイ・タカハ、オヤジ・ダンディー、2021vt.です。 イガイ・タカハのワインは、基本的には単一品種で造られていますが、オヤジ・ダンディとオフクロ・ビューティーだけは、複数品種のブレンドになります。 「オヤジやオフクロのように、懐の深いワイン」をイメージして、肩肘張らない仕上がりを目指しているとのことです。しかも、どんなブレンドにするのかは、杉本オーナーと醸造家がヴィンテージによって決定するという、コンセプト優先のワインということです。 で、この2021ヴィンテージは、コロナの影響で3年ぶりのリリース。アルバリーニョ67、ソーヴィニヨン・ブラン33％というブレンドです。18年はバルベーラとドルチェット（赤のオフクロ・ビューティ2017も同じぶどうのブレンド！）の半々のブレンドということですから、これはもう、エラい様変わりということになりますね。 柑橘とライムストーン、青りんごも混じるか？ ややオイリーでトロリとした感覚がありますが、重厚で食事の邪魔になるほどではない。「肩肘張らない」というコンセプト通りの味わいがあります。 しっかりとした果実味に、適度な酸味がいい感じです

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