バルベーラ祭り！：その85 2014 ドメニコ・クレリコ バルベーラ・ダルバ・トレヴィーニェ ピエモンテ/イタリア 牡蠣の赤ワイン煮という、超簡単なお料理を作りたくなりましたが、料理用の赤ワインがないので、こちらのバルベーラを開けました。 一昨年に97年、昨年は07年というヴィンテージ違いをいただいていますが、いずれも素晴らしいバルベーラでした。 過去の2本は中央に収穫籠を担いだ女性のイラストが大きく入ったラベルデザインで、この2014年はタイポグラフィを活かした現行のシンプルなエチケッタです。 外観は、黒みを帯びたガーネット。凝縮感があり、エッジから中央にかけて美しい階調のグラデーションが現れています。 脚は、タメてタメてタメて…たっぷり時間をかけて落ちてきます。 最初に、スミレのリキュール、遅れて黒系果実のエッセンスのような強い芳香が溢れてきます！ 続くのは、ヨードや鉄のニュアンス、そしてもっと柔らかなメタリックな香り。私が「甲虫の翅（かぶとむしのはね）」と言い張っている、甘く柔らかな金属香です。 いやあ、実に素晴らしい香りです♪ 口に含むと、瑞々しい伸びやかな酸！ ああ、これがバルベーラですね。 熟した果実味、肌理が細かくてしなやかなタンニン、硬さ程々で、むしろ柔らかさを感じるミネラル感、余韻に続く軽やかな旨み…まだ若さを感じる酒躯ですが、バランスが素晴らしい♫ まとまりの良さには、実は理由があります。このわい、抜栓から3日目なんです。 初日は、最初に書いた通り、牡蠣料理のためにコルクを抜きました。 牡蠣の赤ワイン煮との相性は良かったのですが、ワイン自体のバランスが取れていないのはもちろん、薄さに近い妙な集中力のなさを感じ、ふた口み口いただいてから、栓をして放ったらかしにしておいたのです(*_*) 2日目は仕事で帰りが遅くなり、ワインをいただく時間もなく、不可抗力的に 抜栓3日目の、よく熟れて整ったバルベーラをいただくことになったわけです。 3日目の本日は、晩ごはんの後、ランダナというオランダのハードタイプのチーズをいただきながら、バルベーラをお祀りしておりますψ(｀∇´)ψ

iri2618 STOP WARS

3日目の正直✨なバルベーラ、美味しそうですねぇ♡♡ 素敵な香りに、若さがあるのにバランスのとれた味わい…♡ 最後のハードチーズに釘付け✨ チーズのシャリシャリ感と合いそう〜(>_<)♡

ほろ苦ココア

ほろ苦ココアさん 初日にいただいた時は、味わいのまとまりのなさに「薄いの？」と驚きましたが、ピント合わせに時間がかかるタイプだったようです。間違いなく美味しいバルベーラでした(笑) 初めて食べたチーズでしたが、旨みがジャリジャリと半結晶化していて赤ワインに良く合うタイプでした！ 見かけたら、ぜひお試しあれ！

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偶然の巡り合わせとはいえ、素晴らしいバルベーラを楽しめて良かったですね！ あ、開いてバランスが取れた、と思った時に最後の一杯って事が良くあります^^;

bacchanale

クレリコさんのドルチェットがかなり微妙だったのですが、やっぱりバルベーラはリピるほど美味しいんですね。 ていうか美味しくないバルベーラに出会ったことないんですが(^_^;)

mattz

bacchanaleさん クレリコのバルベーラは、熟成能力のとても高いワインですね。その分、若いときはガッチガチ？ と思っていたら、さにあらず！ ただ、まとまるのにちょっとだけ時間が必要だったみたいです。初日に、早めに見切りをつけて良かったです\(//∇//)\

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mattzさん ドルチェットは微妙でしたか⁉︎ このバルベーラは、初日は？と思いましたが、間違いなく美味しいバルベーラですよ！ mattzさんと同じで、私もバルベーラをいただいて失望したことはありません(๑˃̵ᴗ˂̵)

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