2015 ドミニク・フルール　ミレジム　グラン・クリュ　ブリュット　アンボネイ　モンターニュ・ド・ランス　シャンパーニュ/フランス 火曜日のワイン。 1泊2日の温泉家族飲み会から無事帰宅して、晩ごはんにシャンパーニュを合わせました。 ドミニク・フルールは、全自社畑をアンボネイに持つ小さなメゾン。 自前の醸造設備を持たないため、醸造は共同組合で行ない、それ以外のプロセスはすべて自社で行なっている、ほぼほぼRM (レコルタン・マニピュラン)な、RC(レコルタン・コーペラトゥール)だそうです。 このミレジメ2015は、瓶内熟成90ヶ月以上のヴィンテージ・シャンパーニュ。 アンボネイのピノ・ノワール80％とシャルドネ20％という品種構成の、グラン・クリュ格付けのシャンパーニュです。 外観は、淡くクリアな蜂蜜色。泡はきめ細かく勢いがあります。 グレープフルーツのような穏やかな柑橘の果汁の香りに、レモンピールの刺激。 ドライフルーツの白桃やアプリコット風味に、ブリオッシュやローストナッツの香ばしさが加わり、スッキリした中に複雑さと力強さを感じるフレーバー。 口に含むと、繊細なタッチの泡が心地よく、果実味と酸、好ましい蜂蜜感、石灰的なミネラルとロースト系の香ばしさなど、様々な要素のバランスが取れたふくよかで奥行きのある味わいです。 基本的にドライで、表示は「ブリュット」ですが、「エクストラ・ブリュット」ぐらい？の、キリッとした飲み口。 ただ、ツンツンした感じはなく、ときおり黒果実のような厚みや甘みを感じ、旨みもタップリ！という印象を受けました。 身体に沁みわたるような美味しさですね♪ 豚ロースの味噌漬けにも、めちゃめちゃ合いました♡ この日は、那須からの帰り道、宇都宮の大谷石地下採掘場跡や、足利のココ・ファームに寄り道して帰りましたが、ロング・ドライブの疲れも、美味しい泡のおかげで吹っ飛びました(笑)

iri2618 STOP WARS