今回はシャブリそのものよりも、食事との組み合わせで評価。 チャンギ免税で購入したシャブリ。以前参加したシャブリテイスティングでGrand Cruより1er Cruの評価が高かったことを思い出し手に取ったもの。そして、2016年物が約10本ある中で、何故かこれだけが2015年。 シャブリと言えば皆牡蠣かもしれないが、何となく炙った魚がイメージできたので、その感覚に従い、明治屋で寿司セットを揃え、妻には天ぷらと缶詰だが焼き鳥をお願い。 寿司は炙りサーモン、焼き鯖&大葉の相性が抜群、マグロは醤油と山葵多めが合い、生臭さのあるホタテはイマイチやった。塩をつけた天ぷらも非常に良く、ついで焼き鳥塩。恐らく塩が合うんのだろう。 甘みのある柑橘類の香りに舌の裏側を軽くしげきするような酸味、これらが出来合いのものを引き立たせた感じ。食事に合うワインという流れも良いが、今回は逆にワインに合う食事。 しかし、寿司も天ぷらも焼き鳥も、日本で食べていれば更に良かったのでは。一夜明けて羽田に到着、一週間の滞在中、マリアージュを楽しめる機会があれば良いが。

Tsubasa Nakamura