今夜のお楽しみは、ドメーヌ・ド・ラ・シャルボニエールの、シャトーヌフ・デュ・パプ　ブラン 2017vt.です。 1912年に現在の当主、ミシェル・マレ氏の祖父が、妻に贈るためにドメーヌを購入したことが、このドメーヌの起源と言われています。 現在はコミューン・ヌフパプの中央東部、シャルボニエール村に17.5haの畑を有しています。 長女がマーケティング、次女がワイン造りを担当しているようなので、今後はお二人の娘が引っ張っていくことになるのでしょう。 このワインは、グルナッシュ ブラン40、ルーサンヌ40、クラレット20%の混率で造られています。 外観はトロリとした雰囲気、淡いイエロー。 甘酸っぱい香りと共に、ミネラリーな香りがしっかりあります。 軽いレモン、洋梨、黄桃、そして黄色系の暖色系花畑、リコリス様の甘いスパイス、ハニー、バタリーなコク、そしてミネラル。同様の香りは地域が違えども存在するけど、こちらは南仏の明るさを感じる、ビビットな原色系の香りのオンパレード、と言う感じがします。 いただきましょう。 あぁ、いいアタック。陽の強いエナジーを感じます。 グルナッシュブランの青とか緑の雰囲気、クールな部分と、ルーサンヌの赤、黄色、橙のようなホットな部分が合わさって、例えるなら虹のような感覚を味わえます。 今日は色々なことがあった、、。どちらかと言えばエナジーを奪われることが多かった1日。 こういうときは、こういうビビットで陽のイメージの一杯が欲しくなります。いい感じのエナジー補給でした。

okok530