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2.5
NV シュトロマイヤー ロゼ・ゼクト ブラウワー・ヴィルトバッハー シュタイヤーマルク/オーストリア 水曜日のワイン。 晩ごはんを食べ終わってから、家族からの強い「泡」希望により、冷蔵庫で横置きしていたこちらのオーストリアのロゼ・ゼクトを開けました。 抜栓直後、澱を中心とした黒い泡の噴き出しがあり、少し慌てましたが、噴出はなんとか許容範囲に収まり、少しクラウディな最初の1杯をいただきます。 外観は、少し黒みがかった、ロゼというよりアンバーな感じの柘榴色。 泡のキメは細かいですが、最初のような勢いは続かず、出力、持続性ともに弱めです。 グラスからは、コリアンダーシードやカルダモン、白胡椒のようなスパイシーさがあり、遅れてフランボワーズや柘榴、オレンジピールや甘夏の皮のようなフルーツ系の香り。 ユーカリやミントのような爽やかな緑の香りも独特です…というか、これは針葉樹の葉っぱや杉玉の香り⁉︎ さらに多様なミネラルのニュアンスがトッピングされ、香りの全体像は非常に複雑なものがあります。 口に含むと、超ドライで強酸性のシュワシュワした感触。ラズベリーや杉玉の風味が口蓋から鼻に抜けていき、なんとも言えない爽快感があります。 そしてツルツルに磨き上げられたように鏡面的で硬質な、鉱物を連想する強いミネラル感が素晴らしいですね♪ 以前、同じ品種のブラウワー・ヴィルトバッハーから作られた「シルヒャー」という、オーストリア独自のロゼ泡をいただいたことがあります。 この杉玉感と強酸感は、そのシルヒャーと、とてもよく似ています。 この超ドライな酸の効いた味わいは、娘ちゃん曰く、モンゴル産の、駱駝のミルクを発酵させたお酒・シュバットや、馬乳酒のクムズに似ているそうです。 あちらの乳酒には、もちろん果実の風味はありませんが、プチプチ口の中を刺激する発泡感や、旨みの感じがソックリだとか。 そんなことを言われても、想像すらできない、検証が絶対不可能な味わいの世界ですがな(苦笑) まあ、それにしても面白い、個性的なワインだなと思います。
iri2618 STOP WARS
ロゼで澱が出るというのは珍しいですね。
Kyoji Okada
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NV シュトロマイヤー ロゼ・ゼクト ブラウワー・ヴィルトバッハー シュタイヤーマルク/オーストリア 水曜日のワイン。 晩ごはんを食べ終わってから、家族からの強い「泡」希望により、冷蔵庫で横置きしていたこちらのオーストリアのロゼ・ゼクトを開けました。 抜栓直後、澱を中心とした黒い泡の噴き出しがあり、少し慌てましたが、噴出はなんとか許容範囲に収まり、少しクラウディな最初の1杯をいただきます。 外観は、少し黒みがかった、ロゼというよりアンバーな感じの柘榴色。 泡のキメは細かいですが、最初のような勢いは続かず、出力、持続性ともに弱めです。 グラスからは、コリアンダーシードやカルダモン、白胡椒のようなスパイシーさがあり、遅れてフランボワーズや柘榴、オレンジピールや甘夏の皮のようなフルーツ系の香り。 ユーカリやミントのような爽やかな緑の香りも独特です…というか、これは針葉樹の葉っぱや杉玉の香り⁉︎ さらに多様なミネラルのニュアンスがトッピングされ、香りの全体像は非常に複雑なものがあります。 口に含むと、超ドライで強酸性のシュワシュワした感触。ラズベリーや杉玉の風味が口蓋から鼻に抜けていき、なんとも言えない爽快感があります。 そしてツルツルに磨き上げられたように鏡面的で硬質な、鉱物を連想する強いミネラル感が素晴らしいですね♪ 以前、同じ品種のブラウワー・ヴィルトバッハーから作られた「シルヒャー」という、オーストリア独自のロゼ泡をいただいたことがあります。 この杉玉感と強酸感は、そのシルヒャーと、とてもよく似ています。 この超ドライな酸の効いた味わいは、娘ちゃん曰く、モンゴル産の、駱駝のミルクを発酵させたお酒・シュバットや、馬乳酒のクムズに似ているそうです。 あちらの乳酒には、もちろん果実の風味はありませんが、プチプチ口の中を刺激する発泡感や、旨みの感じがソックリだとか。 そんなことを言われても、想像すらできない、検証が絶対不可能な味わいの世界ですがな(苦笑) まあ、それにしても面白い、個性的なワインだなと思います。
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