長年の女友達が経営するパン屋(カフェ)の夏期限定「ナイト・ベーカリー」に足を運び、チリの（デイリーながらも）なかなかに美味しいスパークリング・ワインを１本空けて、時刻は閉店時間の23時。 朝が早い女友達を思い、そろそろお暇しようかと思っていたら、茹でたトウモロコシの塊を手渡される。 「もう１杯、イイ？」と尋ねると、笑顔で「何にする～？」の応えだったので、白のグラスを注文。 出されたのは、イタリアの白で、フィアーノという品種。 たまたまだろうが、これもまた、リンゴの香り。 そして、すっきりフルーティーながら、蜂蜜のような甘さも感じた。 香りや味よりも、色合いが特に印象に残った。 茹でたトウモロコシをガブッとやりながらの白ワインって、これまでそうは経験してないと思うが、これはイケる。 この頃、自宅でトウモロコシを茹でて食べることが多いので、どの品種が合うか試してみようかな。 女友達と初対面の女性とで話は尽きなく、女友達に見送られて店を出たのは23時半。 かえりみちが途中まで同じなので、その女性と色々と語り合いながら帰宅したのだが、私よりも遥かに年下ながら、舞台役者時代にはそこでミュージカルを演じたこともある某スペースのことをご存じで、右と左に別れるまで色々と語りまくってしまった。 今回は味わえなかったけれども、夏野菜のバーニャカウダやイチゴのパウンドケーキも美味しそうだったなぁ。 好きなパンを選べて、ワインのツマミになるものも出してくれる。 ナイト・ベーカリー。 この夏、重宝しそうだ。 帰宅後、まだ飲み足らず、冷凍庫に冷やしていたジンを抜栓。 いつもはボンベイサファイアなのだが、久々のビーフィーター。 レモンを８分の１絞っての炭酸割り（グラスは何故かゴードン仕様）。 久々の家飲みビーフィーター、悪くなかった。 フィアーノというイタリアの土着品種について、ジャンシス・ロビンソンの『ワイン用葡萄ガイド』で引いてみたら、僅か７行の説明。 「南イタリアのカンパーニアのフィアーノ・ディ・アヴェリーノに使われる強いフレーヴァーをもつ古典的な品種」とのこと。

ume hat

スッゴク、飲みたくなりました！ ボンベイサファイアが！！ お店素敵ですね♪

Taku golgo

Taku golgoさん、コメントをありがとうございます。 このイタリアのフィアーノという品種、馴染みのないものだったのですが、すっきりタイプながらも蜂蜜のような甘さ、そして、色合いが印象に残っております。 家飲みのジンは現在、ビーフィーターですが、あと数日で空けてしまいそうなので、次は何にしようか考慮中。 因みに、昨夜は友人がジャズの店をオープンしたのですが、タンカレーをボトル・キープし、ライムのカットを添えて、ガンガン飲んでしまいました…。 このパン屋経営の女友達はお休みになると海へ行き、サーフィンを楽しんだりしているのですが(店内にもボードが飾られています)、先日のお休みに入手した、見るからに美味しそうな、味の濃いトマトと地ダコが今夜のナイト・ベーカリーの料理に使われるとのことです。 派手さはなく、小路にひっそりとある店ですが、街にすっかり馴染み、溶け込んでいます。

ume hat

店主さん、素晴らしいですね。 全てが好転してるって印象です！ そして、その様なご友人をお持ちのumeさんがチョッピリ羨ましくも(笑) タンカレーも美味しい♪ 久々ジンを飲みたくなりました！

Taku golgo

かつての酒場の飲み友達の中では、個人事業主として一番の出世頭かもしれません（一番の若手でもありました）。 最近、風呂上がりは、冷凍庫に冷やしたジンをキュッとあおるのが定番です。

ume hat