La Spinetta Ca' di Pian Barbera d'Asti写真(ワイン) by 瀬戸 咲弥

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REVIEWS

ワインLa Spinetta Ca' di Pian Barbera d'Asti(2015)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーション
飲んだ日2023-09-28
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所
購入単位
価格帯
価格
インポーターモンテ物産

COMMENTS

瀬戸 咲弥

澄んだ輝きのある、マホガニー色を帯びたやや明るいダークチェリーレッド。粘性はやや強く、ディスクもやや厚い。酸化熟成が進んだ外観の印象。 香りの第一印象は開いていて華やか。特徴として、ブルーベリー、カシス、ブラックベリー、牡丹、キノコ、土、タバコ、ナツメグ、リコリス、ロースト、シダ等。第一アロマが強く、熟成感も現れている。 アタックはやや強く、甘みはまろやか。しなやかな酸と溶け込んだタンニン。流れつつも骨格のしっかりとしたバランス。アルコール感は熱さを感じ、余韻はやや長い。 複雑性があり、引き締まったワイン。提供温度は17〜20度、グラスは大ぶり、事前にデカンタ(60分)できるとなおよい。 HPにいるものがきちんと揃っており変に凝ってもいないのでとても見やすい。 「丘の頂上」に名前を因むワイナリー。各エチケットの背景色の違いは畑の違い。 バルバレスコから北東に30キロメートルまでの距離に並ぶ3区画からのブドウを用いたエチケット。若いエリアのバルベーラらしいが1985年からスピネッタ初のボトルとして出している為、樹齢は40年になっている。 時代に逆行して伝統的な1リットルのボトルを再興させる取り組みを行っているようで頑張ってほしい。 2011年にシャンパーニュへのあこがれからコントラットを買収している。びっくり。ミュズレには同社のサイが描かれているもよう。 諸事情で様々な保管環境を転々とし、冷蔵庫の野菜室から最終的にセラーに入れていたワイン。なんという日でもないが、セラーの中でカビが生えてしまいえらいことになっていたので急遽抜栓。カビを拭って写真をとり、抜栓後にこれだけきれいになったのだからラップをかけてセラーに戻しておけばよかったのでは。と思ったが、飲み時を教えてくれたということにしてなんとか自分を納得させる。 先の保管状況で打ち抜きコルクだったので心配していたが、細かな酒石がきれいについており、抜栓した瞬間から香りが溢れてきたので一安心。色合いはマホガニーか黒色か迷うくらいの熟成度合い。グラスの底がしっかりと見える程度の明るさ。 顔を近づけるだけでわかるグラスから溢れる香りのボリューム。各果実はドライフルーツを連想させるが、厚みがあり熟れていて水分も感じさせるような印象。まだまだ元気といった印象だが、土気やタバコ、スパイスが落ち着いた土台をつくっている。 アタックに加え香りからの甘さ、スムーズだがタンニンのグリップとアルコールのインパクトが強く食感だけで言うならピエルセルと同系統。あちらはストンとカットされたような余韻だが、こちらは舌の上に残るタンニンとロースト感を楽しむ余韻の幅がある。 パワフルだがスムーズで濃ゆすぎないワイン。 デカンタとまではいかないが、抜栓後に時間がほしい。少なくとも冷蔵庫から出してすぐ飲もうと思ってはいけない。 できれば晴れた日、小さなテーブルを囲む人数まで。ワインをご存知の方であればなおさら。 デミグラス牛100%のハンバーグ、フェレロ、コーコス。

瀬戸 咲弥

瀬戸 咲弥
瀬戸 咲弥

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