2013年、『ヴィノスやまざき』創業100周年記念「大誕生祭」６本セットの中の１本としてお披露目した、チリの赤。 奇抜な発想に留まらない、非常に秀でたブレンド物を生み出した「蔵直」(®)テラマター(「母なる大地」)が『ヴィノスやまざき』のアニヴァーサリーの為にまた特別なワインを作り上げてくれた。 「安旨」のイメージがあるチリ・ワインだが、「UNUSUAL」にしても、この「センテナリオ」にしても、少しばかり値が張るだけのことはある。 このコストパフォーマンスは推して良いものだと私は思う。 カルメネール好きにとって、カルメネール60％＆シラーズ40％というセパージュは堪らん！ 2013年に初遭遇した赤ワインの中では（私にとって）No.１。 こういう、ニューワールドの意欲的な赤を飲みたかったんだ、の感。「センテナリオ(100周年)の名は伊達ではないと、個人的に、思っている。 １年後の2014年クリスマス当日現在、新しいヴィンテージで店頭に並んでいるようなので、気持ちを分かち合えるような存在と改めて味わえたらと思う。 千円前後のカルメネールも大好きだけど、この見事なブレンドにおけるカルメネールの存在も見逃せないと、カルメネール好きとしては思う。 二夜連続の、ワインの持ち込めるジャズ・ライヴの店に持参。 アニヴァーサリー・セットの内の最後の１本。 どんなライヴだったかは、ちょうど１年後の現在では思い出せない。

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