ディレクターズ・カット ピノ・ノワール2013 フランシス・フォード・コッポラ ピノ月間は7本目、アメリカのピノ・ノワールでロシアンリバーバレー。 色は茶がかった濃いめのラズベリーレッドで粘度はやや強い印象。熟成色の雰囲気となんだかピノらしからぬ雰囲気。 香りは熟成香、ドライフラワーやドライプルーンの乾燥感にバニラと開けたては甘みのニュアンスが強い。ピノらしからぬ雰囲気…。 アタックはしっかりで糖度を感じるようなとろみ、実際の糖も豊かにあるがシャープな酸が強く立っている。何より塩味がパワフルで、塩味を感じたことがない人でもミネラル感やしょっぱさを感じそう。個人的には「ミネラル感」を使うときは硬水のようなキシキシとするような感覚が主体的にあるときで「塩味」を使うときは酸味と苦味、旨味のバランスで酸味が強くなければミネラル感に落ち着くことが多い。 ロシアンリバーバレーは寒冷地でサンパブロ湾からの霧の影響を大きく受ける土地らしく、ピノやシャルドネなどのブルゴーニュ品種がありつつジンファンデル、シラーやソーヴィニヨン・ブランなど多彩みたい。 ネッビオーロで酸味・塩味を強く感じたことはないけど、それに近い香りのバランスがある。飲み比べて要確認…。 ピノらしからぬ雰囲気、経験までに。もう少し若ければ印象が違ったか？

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