今週末のブランは、私がカリフォルニア・ワインにのめり込んでしまうきっかけとなったキスラーのシャルドネです。自家熟成中のキスラー・シャルドネ・キャンプ・ミーティング・リッジ・ヴァインヤード・ソノマ・コースト1997年。ご存知カリフォルニアのシャルドネとピノ・ノワールを代表する作り手です。 熟成の、色濃くも綺麗な黄金色。焼きリンゴの甘い蜜、香ばしいヘーゼルナッツに蜂蜜を掛けた様な香り。バター・スコッチの甘い風味、そしてとても膨よかなボディからはマーマレードの酸味を感じます。オークの香りに包まれたミネラル感のある長い余韻。 翌日は甘いブランデー香に始まり、ブルゴーニュのグラン・クリュを彷彿させる熟成のニュアンスを感じますが、壮大な果実味は健在。極上のエクストラ・バージン・オリーブ・オイルのフレーバーに、全くPMOの面影さえ感じさせない出来栄えは、ただただ驚嘆に値します。20年という歳月が嘘の様な、とても素敵なカリフォルニアのブランです。 キスラーもオーナーが変わったそうです。ワイン作りは今迄通りスティーブ・キスラーの指示の元にだそうですが。

Marcassin

Marcassin様、キスラーのシャルドネ美味しいですね、大好きです！カリフォルニアの白って濃厚なだけで複雑さが無く、まさにアメリカそのものという感じだったのですが、キスラーの変化する味わいにノックアウトさせられました

江川

Marcassin さん、こんばんは。 正に、Marcassin さんらしい1本ですね。 私が初めてKistlerを飲んだのはハワイ島のホテルのレストランでした。Out side restaurant で何故かハワイなのに、とても寒く、冷えたKistlerを頂くのが、とても辛かった⁉︎のが良い思い出です。 オーナーが、変わったとの事ですが、本来、農家の延長だったワインがブランドの様に売り買いされるのは、悲しい思いになりますね。 何故、今、白ワインなのか？ もしかして、白猫の祟りですか？

Katsuyuki Tanaka

キスラー白、ここまで熟成されたものはお目に掛かったことがありません… 2日目の変化も興味深いですね。一昨日の豪華絢爛、狂乱の仏白ナイトを経て、益々ブランへの愛と敬意が深まりました^ ^

-

白猫の祟り…Σ（ﾟдﾟlll）

-

キスラー、1種類しか飲んだことないですが、初めて飲んだ時からその美味しさの虜です。今回のソノマの山火事の影響はどれほど甚大なのでしょうか… お財布は悲鳴をあげましたが、応援の意味も込めて何本か買ってしまいました(>_<)

Johannes Brahms Ⅱ

Marcassinさま、いつも素敵なお写真ですね。 キスラー私も大好きで、今年の5月は現地のトレントン ロードハウスにテイスティングに参りました。vinicaの葡萄畑のお写真も、キスラーです。キャンプ ミーティング リッジはまだいたたいたことがないので、見つけたら購入してみます！

mamiyumi

Marcassinさまのきっかけワインなんですね♥ 出合ってみたいです。 熟成のせいか、色調がピンクに見えます。 あ～また、ワインに関係のないことを言いたくなってきています…(>_<) Marcassinさま！きっとピンク✨ お似合いです。 ネクタイとかセーターとか…笑 余計なお世話スミマセン…(>_<)

みか吉

江川さま ありがとうございます。 確かに普通のアメリカのシャルドネは食文化と同じくこれっ、と言う単調なパワーが主流かもしれません。でもキスラーや他の素晴らしい作り手は葡萄のポテンシャルを最大限に活かす作りをされていますね。エイジングも何の問題もございませんから。

Marcassin

Katsuyuki Tanakaさま ありがとうございます。 よく冷えた最初のキスラーの思い出なのですね。私にとってはある意味最初の自分で買ったプレミアムなカリフォルニア・ワインでして、コルクを抜いた瞬間に広がった今まで嗅いだことのない高貴なアロマの感動は、今でも忘れられません。そのキスラーがオクシデンタルという新しいワイナリーを作ったときには、何かおかしいと思いましたが、小規模なプレミアム・ブランド化は正にアメリカのビジネス・スタイルが露呈しており、残念な気持ちです。 はい、この頃白い化け猫が夢に出て来るようになりまして。。。大丈夫ですよ、白猫様は仏白以外興味ないので、読みも致しませんから。

Marcassin

miho_vinoさま ありがとうございます。 キスラーは昔はメーリングで買っていましたが、だんだんとキスラーばかり飲みきれなくなり、止めてしまいました。その時の残りが少量ですが、熟成に回っております。 私も白猫様のお陰でもっと真面目に、特におフランスの白に向き合うようになりました。はい、たしかに祟られないように十分気をつけておりますが。

Marcassin

Johannes Brahmsさま ありがとうございます。 カリフォルニアは毎年何処かでワイルド・ファイヤーがありますが、このようにワイン・カントリーで死者も出るほどの被害ははじめて聞きました。ワイナリーに寄っては、日が近づくだいぶ前に消防と協力して周りに何か対策をしたという事も聞きました。 素晴らしいですこういう時にワインを購入するという正当な理由がございますね。

Marcassin

mamiyumiさま ありがとうございます。 確かにmamiyumi様のご投稿を始めて拝見しましたのが、カリフォルニアのワイナリーを訪問されている時でございました。私は随分と昔にキスラーのヴァイン・ヒル・ヴィンヤードに醸造所がある際に畑まで見に行きました。その頃は、ワイナリー訪問は受け付けておりませんでした。 キャンプ・ミーティング・リッジ・ヴァインヤードですが、もう契約が切れたのか、残念ながら今は作っていないようです。

Marcassin

みか吉さま ありがとうございます。 何時の日にか、カリフォルニア・ワインがお飲みになりたくなりましたら、是非キスラーをお試しくださいませ。 写真ですが、その時その時の光や照明で色が変わりますね。なるべく同じ色に近づけたいのですが、難しいです。 ピンクや赤ですが、好きですよ。赤っぽいピンクのセーターとか持っています。何時も思いますが、みか吉さまには何もかもお見通しな感じでございます〜。 You are always very welcome with any comments!

Marcassin

凄く濃い色！ こんな熟成された白飲んでみたいです！！

アトリエ空

アトリエ 空さま ありがとうございます。 世界中沢山の白ワインがございます。熟成するもの、そうでないものと色々ですが、この様に健康的に熟成する白ワインは少ないのではないかと思ってしまいます。

Marcassin

キスラー+ﾟ｡*(*´∀｀*)*｡ﾟ+  里ちゃんは、恐れ多いです（笑） マーカッシンと、ともに憧れてます！

里ちゃん

里ちゃんさま〜 いつもありがとうございます。 そんな事おっしゃらずに是非キスラー・シャルドネを頂いてみて下さいませ。駄目ですよ私の事憧れても〜。。。

Marcassin

Marcassinさん あのー、キスラーって澱（金のカサブタみたいなもの）、多くないですか？2007年頃ですかねぇ、ノワゼィティエールだけですかね？Marcassinさん、よくキスラー飲まれてるんでε-(´∀｀; )

Gianfranco

ジャンさま〜 コメントありがとうございます。 キスラーは初めから無濾過・無清澄ワインですので、ボトルの底に結晶みたいな固形物が溜まっている事があります。昔グラスにそれを注ぎ入れて、口にしてみましたが、酸味が強かったです。今回のこのワインは殆ど澱が有りませんでした。

Marcassin

Marcassinさん ありがとうございます！(*´ω｀*) 澱に酸を感じるんですね？ 実際に口に含むなんて、研究熱心な Marcassinさんに脱帽デス！

Gianfranco

ジャンさま〜 キスラーのワインを遠い昔に初めて自分で買った際、液体の色の濁った感じや、便の底の澱も含めて、飲む前から高品質ワインのオーラ全開でした。ですので、澱迄頂いてみました。 赤ワインの澱はカベルネ系は濁りの要素が少々不快なのですが、ピノ・ノワールの澱で結晶化したものは、このキスラーの澱同様クランチーで梅干の様な酸味を感じます。甘ければとても美味しいお菓子の要素があると思います。

Marcassin