『No.902 やはりビリビリ』 先日写真館で撮った家族写真をデータで見た。自分でいうのもなんだけど、結構いい写真が撮れたのではないかと。もちろん見てくれの話じゃなく、雰囲気の話。 あぁ、家族っていいなと思った。 そして、このデータをもとに年賀状を…って、今年ももうそろそろおしまいかぁ…早ッ！ そんな今夜の夕飯のメニューは… ・ハンバーグ ・ジャガイモのグリル それに白ご飯と味噌汁といった具合。そして今夜はイタリアのデニス・モンタナールのメルロー2015年をお供に。以前、2012年を飲んだが、正直言って好みではなかった。酸味のきつさはまだいいとして、イガイガした飲み口が終始付きまとうといったネガティブな要素があったから。今回はリベンジ…いや、そんないきり立った感じではなく、もっとフランクに接してみようと思った次第。 抜栓し、グラスに注ぐ。アルコール度数11.5ということもあり、グラスに注いだ感じに重ったるさは感じない。香りの方は、黒果実系の果実香に、湿った土のニュアンス。以前感じた還元的なところまではいってないかな。 そして一口…うーん、どうだろこれ？幾分果実味の鮮やかさや、旨味たっぷりでほど良い余韻…なのだが、以前感じたイガイガ感をやはり感じる。酸味も感じ方は人それぞれだろうけど、いかんせん僕には押しが強いような。 開けたては幾分落ち着きがなく、暴れ気味だったんだろう。時間が解決してくれるかな…と思ったが、そこまでは変化なく。もしかしてまだ寝かしが足りなかったんだろうかね。 味わいはとても良いと思う。メルローならではのちょっとグジャッとしつつの果実味や、肉類と寄り添うように合う件とか。ただ入口である飲み始めが個人的にはちょいと苦手なイガイガ感なのだ。 ホントここの白はとても大好きなのに…って依然も書いたんだけどね。 ごちそうさまでした。

カリヤカ・ズノリ