☆3.5（生牡蠣との相性の面白さ込み） ムニエ主体のシャン単体としての満足感もさることながら、生牡蠣との相性がなかなか良く、好印象でした── 大好きな生産者さんで、この蔵のセクレ・ド・カーブという銘柄を投稿しまくっていますが、今回のこのキュベがシャンパーニュにハマるキッカケとなった一本という事で、感慨深いです。 最近はセクレ・ド・カーブを買ってばかりで、このキュベは４年ぶりかな？？ セクレ・ド・カーブの様な熟成感に基づくコク＆旨味と言うよりかは、ジューシーな果汁がほとばしる桃のイメージが強く残っています。 テクニカル情報は最下部に載せていますが、ほぼBdNです。ムニエ 60%、 ピノ・ノワール 30%、 シャルドネ10%。 いただきます── ○おぉ、やはりジューシーな白桃の果汁が第一印象で、抜栓直後から充分開いてます。 ○バターをしっかり感じるクロワッサンの香ばしさ。 ○上記のクリーミーな飲み心地の中に、プチプチと粒が立った酸の質感。 ○柚子の様な柑橘と、ほんのりジンジャーのアクセント。 ○温度が上がると、赤林檎飴のニュアンスも。 セクレ・ド・カーブとの比較── ○両方ともムニエが一番多く、フルーティーで女性的なキャラは共通。 ○その一方で、こちらの方が熟成期間が短いせいか、よりフレッシュ。とは言え、こちらも36ヶ月の熟成期間なので、旨味とコクも。 ○個人的には、やはりセクレ・ド・カーブの方が好みかな。 フィラディスさんが行った生牡蠣とシャンパーニュ10種類とのペアリング実験で、この銘柄が１位だったとのことで、スーパーで生牡蠣を買ってきました── ○80点ぐらいの組み合わせ。 ○ドンピシャではないものの、基本的な相性は良いと言い切れます。 ○生牡蠣のミルキーな旨味と柔らかさが、このシャンパーニュのそれらの要素と同じベクトル。 ○生牡蠣の海っぽさに対して、このシャンパーニュの柚子＆ジンジャーのニュアンスが薬味的に作用。 ○ただ、どうしても磯っぽさが残るので、もう少しふっくらしてクリーミーな牡蠣だと、もっと素晴らしいかと。 ○当然ミュスカデやピクプールの方が地に近い相性かと思いますが、このムニエ主体のシャンパーニュとの相性もなかなか！ ○柔らかなクリーミーさの同調のペアリング、面白かったです！ ○追記↓↓ 　生牡蠣をザルに出して、流水で洗い出しする作業を怠っていました・・　もし洗っていたら、磯っぽさもかなり軽減されて、もっと良い相性だったはず・・　パッケージにキチンと記載がありましたが、見落としていました。 税込5,500円でもワイン単体として充分リピありですし、生牡蠣とサクッと合わせられるので、かなりの満足度でした。 ★テクニカル情報★ フィラディスさんHPより ○ムニエ 60%、 ピノ・ノワール 30%、 シャルドネ 10% ○瓶内熟成期間は、36ヶ月 ○ドザージュは、6g/L ○ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区、エペルネから30kmほど西に離れたトレルー・シュール・マルヌという格付け85%の村のつくり手さんで、ボランジェへの葡萄の供給も行っている。

ぽんちー

はじめまして。投稿にたくさんLIKEをいただき、ありがとうございます。特にスパークリングワイン関連のレビュー、とても丁寧で参考になります。もしかして、泡の好みが似ているかも？ これからのポストを見逃したくないので、フォローしました！ どうぞ宜しくお願いいたします。

iri2618 STOP WARS

iri2618 STOP WARS様 はじめまして。 こちらこそ、たくさんのLIKEをいただきまして、ありがとうございます。 とても素晴らしいご家族団欒の光景に思わず吸い込まれ、気づくとLIKEを連打していました。 また、秋晴れの銀座の写真も素敵でした。 私の投稿するワインはインポーターさんに偏りがあり、いつも似た様なモノばかりですが、今後ともよろしくお願いいたします。

ぽんちー