Poliziano Vino Nobile di Montepulciano写真(ワイン) by ume hat

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REVIEWS

ワインPoliziano Vino Nobile di Montepulciano(2011)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
    詳細
    シチュエーション
    飲んだ日2015-01-30
    飲んだ場所ジャズ・レストラン『SATIN DOLL』(六本木)
    買った日
    買った場所
    購入単位
    価格帯
    価格
    インポーター

    COMMENTS

    ume hat

    10年程前からの交流の女性ジャズ・ヴォーカリストが数年前から表現の場を拡げ、女優活動もしている。 一昨年の秋に初主演舞台を観たが、アイドルが舞台にも立ってみましたレベルとは一線を画す、心身共に役者そのもの。想像出来ない程のストイックな姿勢が窺え、舞台役者には不可欠な情熱と冷静のバランス(コントロール)も非の打ち所がなかった。 着実に舞台で場数を踏み、昨年は映画にも何作も出演している。 そんな彼女が、作・演出も手掛けての初めての一人芝居に挑むということで、仕事のスケジュールを調整し、小田急線の千歳船橋にあるシアターに足を運んだ。 午前に雪が降り、足許悪く、寒い夜であったが、客席は満席。 そして、彼女の一人芝居は見事としか言いようがない素晴らしいものだった。 チャレンジ精神だけではないプロとしての衿持。天晴れ。 18時間演、18時45分終演という早い時間帯だったので、ニ人の女性ヴォーカリストから案内を受けていた出演ライヴに流れることにした。 お気に入りの、ジャズ・レストラン『サテンドール』。 第1セットの半ば過ぎには到着。 いつものようにカウンタ一席に案内されたが、定番席の一番端ではなく、オーナ一の隣の隣。10分程後には、昨年この店で出遭ってから交流している若い女友達が来店。彼女を真ん中に、セット間休憩には3人で談笑。 数日前に某広告代理店勤務の彼氏と別れたばかりという女友達の話を肴に杯を楽しく(?)重ねた。 第1セットこそはいつものように、ボトル・キープしているドランブイ(アルコール度数40度のリキュール)を飲んでいたが、奇数月は九千円以上のワイン・ボトルが半額になるのを思い出し、隣席でタンカレー・ジンのボトルをキープして、ライム入りで味わっている女友達にも1杯協力してもらって、トスカーナの赤を第2セット以降のお供とした。 香りはベリ一系で甘い。コクと深みがあるが、飲み易い。 エレガントで、とても佳いワインだ。 自宅にも欲しいと思うような大きいボウルのグラスの中に鼻が近づく度に心地好い酔いが加速するような感。 女友達に1杯でも協力してもらって良かった。ワインの前に既にドランブイのオン・ザ・ロックスを4杯とばして飲んでいたので、後1杯は限界だったかもしれない。 第2セット終了後に某大物女性ジャズ・ヴォーカリストが来店。3人の出演ヴォーカルの内の一人が御弟子さんとのこと。 私のもう一方の隣席に着席。自由が丘の女神まつりで屋外ワインを一緒に楽しんだり、ワインを贈ったりの間柄。 底抜けに明るい彼女との時間もまた楽しい。 拍手喝采の中、最終第3セットのステージで1曲披露してくれたりもした。 その大物ヴォーカリストが過密スケジュールの中、漸くありつけた夕食はこの店の人気パスタでもあるワタリ蟹の卜マトクリームソース。私も以前味わったことがあるが絶品。 見ていて食べたくなったが、第1セッ卜に既にカルボナーラを平らげていた。 観劇前に軽く食べてもいたので、赤ワインには何も合わせなかったが、この濃厚さは同じく濃厚な味付けの肉料理にもマッチしただろうなぁ。 老舗にして名門の六本木『サテンドール』は、(「ジャズ・クラブ」ではなく)「ジャズ・レストラン」と銘打っているだけあって、料理の味は確か。利用する度に、注文もまた楽しみ。 携帯電話を持たないオーナーにこのVinicaのことを簡単に説明してから、終演後に何枚か撮影させていただいたが、けっこう酔いが回っていたらしく、「何だかな」の写真も幾つか。 カウンタ一席はテーブル(ボックス)席の後方ながら、ステージ全体も店内全体も眺められるので、臨場感を得られる。予約の上での一人利用の時はお勧め(少し窮屈に思えるかもしれないが、慣れると相 当に居心地が良い。ドリンクの注文もスムースだし)。 2月1日が誕生日の、ジャズ・ヴォーカルの勉強をコツコツとしている若い女友達がいるのだが、『サテンドール』がオープン40周年を記念して昨秋に発行したヴォーカル読本を1冊購入し、オーナ一に励ましのメッセージを一筆添えていただいた。 1日、ワインの持ち込めるいつもの店でジャム・セッションがあるのだが、たぶん、彼女にも逢えるだろうから手渡そうと思う。 観劇後に、ジャズ・ライヴとトスカーナの美味しいワイン。更には、両隣に麗しい女性の笑顔。 3人のヴォーカリスト達とピアノ・トリオによる演奏も素晴らしかったし、憂う出来事が多い日々の中で、久々に「楽しい!」と感じた夜。

    ume hat

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