晩成型ステイヤー。南ア、ステレンボッシュのクレイン・ザルゼ、カベルネ・ソーヴィニヨンVS2018 　 ふるさとN税でA5ランクの佐賀牛を頂いたので、何か合うものを‥と選んだ一本。 ワインショップの店員さんに、すき焼きと合わせるなら何がいいですか？（ただし3000円以内で）と聞いたところ勧められたのがチャールズ・スミスのCSと、これ。前者は飲んだことがあったので、同じvt、価格帯で迷った末、今回は南アフリカにしました。 　 濃いめの赤紫色。 初日は土や草、木の幹のような香り。 質感はグラッシーでタンニンは強くなく、ミディアム寄りのフルボディ。 男性的で引き締まった味。しかしながら後味に深みあり。同じ南アの2k台、スターク・コンデが教科書的かつ親しみやすい万人向けカベルネなら、こちらは個性的で玄人好みの複雑な味。 結果、すき焼きとの相性は‥微妙でした。 しかし翌々日に焼いたステーキとは驚くほど調和。 日が経つほどに柔らかくシルキーになっていったので、10年後くらいに飲んでも美味しいのではないかと思います。

knami