連休の女神まつりの後、大作仕事に追われて、好きなワインも外飲みも半月以上控えていた。 何とか昨日の午前に脱稿。 夜、早い時間(18時過ぎ)にお気に入りの和食店へ。数日前から、脱稿後の最初の夜はここで過ごすと決めていた。 約２ヶ月ぶり。 たいていは、ビール→日本酒数種というパターン（和食店では、ジョッキーの生よりは瓶ビール＆「コップ」の響きが似つかわしいグラスで飲みたくなるのは私だけだろうか）。 が、この場で皆さんのワイン生活ぶりを拝見していたらワインが飲みたくなり、シャブリをボトルで注文（この店では２度目のパターン）。 食事処では、基本的に食べ物の撮影は慎んでいるのだが(イイ齢の大人ですから)、話題にしたいこともあり、お通しが置かれた際に１枚だけ素早く撮影（２枚目）。 他の料理も、本当に美味しかった！ この店は、食べ物も日本酒でも、器がまた素晴らしい。 余計なものを極力置かない（カウンターの）バック・バーにはそれらの器が並べられているのだが、眺めているだけでも佳い時間が過ごせる。 和食の店が選ぶだけあって、手頃な価格のこのシャブリも料理に実にマッチしていて、一皿目の旬の野菜の天ぷらをいただいた時点で、五分の三程も飲んでいた。 この和食店、ワイン各種も選択肢があるのが嬉しい。 お店の外に出ているお品書きの日本酒とワインの一部分を入店前に撮らせていただきました。 赤に、私も愛飲している「ラ・パッション」がある辺りがツボ。 泡のボトルは、3,200円から。 ２枚目にあるように、ワインのグラスが脚のないタイプなのも嬉しい。 大皿も小皿も交錯する和食店のテーブル(カウンター)では高さを持つ脚の長いタイプのグラスは何かの拍子に倒しかねない。 このグラスは、通常のワイン・グラスから脚を取ったものと思えば良い。 通常のワイン・グラスと同じ形状であることも判るかと思う。 初心者にもグラスを揺らし易い。 今年、これよりも一回り大きめの同じタイプのグラスを恵比寿ガーデンプレイス内のワイン・ショップ『PARTY』で幾つか購入した（セール中で通常よりも２割安かった）。 トライタン製なので、倒しても落としても割れ難い。しかも、唇に充てた感触が通常のガラス製と大差ない。 当初は、女神まつりやマリクレール祭り、お花見等の屋外用にと思ったのだけど、ワイン以外の用途も広く、夏には氷をザクッと入れてのウイスキーのハイボールに用いたし、耐熱性なので、これからの季節はお湯割りやホット・ドリンクにも使える。 今月の女神まつりにも持参したけれども、好評でした。 春のマリクレール祭りの際には同席者分用意しようかと思っている。 私はいつも一人で利用するのでカウンターが落ち着くのだけど、テーブル席では二組の御年輩達が主に料理主体で佳い時間を過ごされていた。 カウンターの並びには、予約の上で来店したカップルがビールや日本酒の後に赤ワインをグラスで味わっていました。 席を立つ時には誰もが笑顔で挨拶。 品がありながらも、気取らない店。。 駅から距離があるのもイイ。 微かに聴こえてくるBGMは（軽めの）ジャズやボサノヴァ。 この店で緩やかに過ごす度に、大人になって佳かったなぁ、と実感しております。

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