ヒトミワイナリー h3 田舎式微発泡にごりワインロゼ Papillon 先日のカリブーに続き、パピヨンを飲んでみます。山形県産デラウエア(84%)、岩手県産キャンベルス(12%)、滋賀県産マスカットベリーA(4%)を使用しているとのこと。 「にごり」ということですが、にごりはさほど見られず、ややにごりがあるという程度でしょうか。輝きも見て取れます。ただ、発泡は弱く、持続性はあまりないです。 色合いは鮮やかな玉ねぎの皮といったところで、ややオレンジのニュアンスが強いです。 香りは開いており、メインとなっているデラウエアの香りをまず感じます。そして、アセロラや、弱めながらラズベリーなような香りもあります。それとヨーグルト。 こちらもカリブー同様フォクシーフレーバーがあるのですが、あまり気になりません(個人的にはフォクシーフレーバーが嫌いではないというのもあるかもですが(笑))。 アタックはやや弱めです。甘さはソフトで、爽やかな酸とともに、微炭酸を感じます。甘くないジューシーなブドウジュース、といったイメージなため、ゴクゴク飲めてしまいます(笑) 余韻にかけて穏やかな苦味が出てきますが、ジューシーさを心地よく切ってくれ、さっぱりとした飲み口になっています。 なお、アルコール11%とやや低めです。 カリブーと比べると、こちらのパピヨンの方がやや甘めで、炭酸も弱めです(炭酸は個体差かもしれません)が、デラウエアがメインという点で基本的な方向性は同じです。 ちなみに、ブラックグラスで出されたら、おそらくロゼとは気づけない気がします^_^; ともあれ、おいしいワインだと思います。

しみしみ