ローヌ系葡萄・ブラインド・ワイン会。 最後のワインは、シャトー・ド・ボーカステル・シャトー・ヌフ・デュ・パプ・グラン・キュヴェ・オマージュ・ア・ジャック・ペラン2007年を頂きました。 樹齢100年前後の古樹からムールヴェドル主体で、他にグルナッシュやクノワーズ、シラー等のブレンド、栽培はヌフのルージュのみエコセール認定の有機栽培です。 こちらも熟成感じる少しオレンジ掛かった濃い目のルビー・ガーネット色。 甘露な黒果実にスパイスやミート、ベーコン などのアロマ。 まさにクールで熟したブラック・フルーツは幾層にも複雑な要素が絡み合い、スパイシーなタンニンからとても長く壮大な余韻と一つスケール感が違う様相。良い意味での黒糖やレーズンが絡み合うムールヴェドル主体の果実味らしいオイリーなテクスチャー。 私はペランの飲み頃のものを頂いたことがないので、このワインがどの様に綺麗に熟成するか定かではありませんが、今後もまだまだ長いライフがあるようです。

Marcassin