見た目からして高級感があり、抜いたコルクからもそれがわかる。グラスの中では大小の泡粒が輝いている。黄褐色気味のイエローゴールドは曇り空でも煌めいている。マルメロをはじめとする黄色い果実の香りはほんのりスパイシー。お目覚め前か。 しっかりとした程良い酸味とコク、重厚な飲み口と蜂蜜の後味。余韻もどっしりとしている。美味しい。泡の強さも滑らかな口当たりも美しい。木や花や果実の香りが香水のように押し寄せてくる。この時点で完璧。20分経った頃、トースト感が現れた。焼き林檎ともいうべきか。 コルクの香りをもう一度嗅いでみたら、甘いフルーツ飴のような香りがした。(最初より良い香り) 食べ物: セロリと大根のマリネ、クランベリービターチョコ、カマンベール風味チーズ、カルビーぽてコタン、握り寿司(穴子が一番だった)、ガリ 生魚は、このシャンパンの良さを殺してしまうので、熱処理した料理が良いだろう。生卵かけご飯を食べるとコーヒーがとても生臭くなる時がある。そんな感じ。グラスを洗ったら、臭さは取れたが…マリアージュが難しく、高級感をキープするのに苦労する。温度を上げないというのも条件かな。

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