2013 ソノマ・クゥトラー ロシアン・リヴァー・ランチズ・シャルドネ ソノマ カリフォルニア/USA たまたまリースリングが続いた感じになっていましたが、満月？の今夜は、丸い感じのシャルドネを飲みたくなりました。 ロシアン・リヴァー・ヴァレーの複数の畑のぶどうから作られる、ソノマ・クゥトラーのシャルドネです。 外観は透明感のある濃いめのレモンイエロー。 八朔や夏みかんの皮、パイナップルやマンゴー、アプリコット、マンダリンオレンジの香り。樽感は弱いが、ミンティで上品なニュアンス。微かにハチミツ。 ボディは豊満だが、強い鉱物感のあるミネラルを感じる。抜栓直後はリースリングみたいなタッチの清涼感のあるシャルドネ(*_*) アフターにハッキリした苦味が強かったが、抜栓3日目の今日はひたすら滑らかで円やか（苦味は良いアクセントとして健在）。 満月の夜に聴いているのは、チュニジアのウード奏者、アヌール・ブラヒムの『Le Voyage De Sahar』というアルバム。 以前レビューに上げた時は、とても映像的な音楽で壮麗な建物を眺めているように感じましたが、今回は一冊の書物を読んでいるような物語性を感じます。 ただ、その物語が、具体的な映画やお芝居のようなシークエンスとして目の前に現れるのではなく、書かれた言葉が月明かりに照らされながら、文字として（アラビア文字？）立ち上がってくるような幻想的なヴィジョンです。 ウードという楽器は、ギターと祖先を同じくする、三味線や琵琶の親戚のような楽器ですが、月の光との親和性がとても高いように思います。 彼のウードの音色を、「目を瞑って聴いていたら心の中に泉が湧いて、染み出した水がしみて身体中が潤う」と評している方がいましたが、私は、目を閉じて聴いていると満月の月が輝きはじめて自分が月の一部分になったような気がしました(๑˃̵ᴗ˂̵)

iri2618 STOP WARS

苦味が三日後に滑らかになったんですね。良かったですね。 私は昨日飲んでいたワインの酸が強かったのですが、飲みきれなかったので、明後日くらいに滑らかになるかな？酸はならないかな？

Kyoji Okada

Kyoji Okadaさん 初日はいろいろ尖った部分が目立った印象でしたが、3日目は凸な部分が削られたのではなく、凹な部分に厚みが出て全体がなだらかになったような感じでした。変化の仕方もケースバイケースでいろいろありますね(*_*)

iri2618 STOP WARS

追伸 バルベーラとかアリゴテなど酸の強さを特徴とする品種が好きですが、強すぎる時は2〜3日待ってからのこともありますね！ 酸そのものが大人しくなるというわけではなく、他の要素と馴染んでバランスが良くなり飲みやすくなるという印象です☆

iri2618 STOP WARS

私は酸が強いのは苦手なんです。好みは人それぞれですね。

Kyoji Okada

Kyoji Okadaさん 私もどちらかと言えば、強酸性のワインは苦手ですが、辛さに弱いのに激辛のものをヒーヒー言いながら食べるようなもので、口を窄めながらアリゴテを飲んだりしますね(苦笑) ちなみに、今まででいちばん酸っぱいと思ったワインはイタリア・マルケ州のパッセリーナという品種でつくられた白ワインでした☆

iri2618 STOP WARS

iri2618さん 　パッセリーナ、聞いたこと、たぶんないです。パセリみたいですね。

Kyoji Okada

Kyoji Okadaさん 私も1回しか飲んだことありませんが、これ何とDOCGですよー(苦笑)

iri2618 STOP WARS

ほー、世界は広いですね

Kyoji Okada