父子の思い出に。シェーファー、ワン・ポイント・ファイブ2018 　 父の命日に、昔一緒に飲んだワインを開けました。 　 このワン・ポイント・ファイブとは家族の集まりで飲んで以来、7年ぶりの再会。14年に飲んだ2010vt.は強い樽香に濃厚な果実感が印象的で、私がカリフォルニア赤にのめり込むきっかけになった一本でした。 　 飲む1時間ほど前に抜栓。 グラスに注ぐと濃く輝く紫色。 豊かなバニラオークの奥に、ダークチェリー、ブラックベリー、アサイーの香り。口に含むとピリッとスパイシーなクローブの風味。ギシッとくるタンニンと、ピュアで溌剌とした果実感があり、どんな料理にも負けない存在感を持ったフルボディ。 　 カベルネソーヴィニヨン98に、マルベック2%。100%フレンチオーク新樽で20ヶ月熟成。 創業者ジョン・シェーファーの脱サラワイナリー一代記を跡継ぎの息子が記した本『ナパ　奇跡のぶどう畑』によると、このワインは「一世代と半分」という意味なんだそうです。 　 チリコンカン、アボカドサラダと一緒に。良い相性。 抜栓直後から十分満足のいく味でしたが、あと10年ほどすればもっとまろやかになるような気もします。思い出補正をかけて⭐︎4.5、掛け値なしだと4.0くらい。 　 いつかシェーファーのヒルサイドセレクトを健康な状態で味わうことを、私は自分だけの妖精に誓いました。

knami

シェーファー 何本か飲んでます～ 私史上 最高傑作？の1995が 何故か １本だけ 取ってありました。

アン爺

アン爺 さま 　 コメントありがとうございます〜 シェーファー、これでお墨付きをもらった気持ちです。 熟成させた一本も楽しみですね。。

knami