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2.5
NV フィリップ・ミシェル クレマン・デュ・ジュラ・シャルドネ・ブリュット ジュラ/フランス 2年ほど前に、こちらのシャルドネ・ブリュットの2013ミレジムをいただいたことがあります。今回はNVですが、それほど大きな違いはないような気がします。 外観は淡いストローイエロー。ガス圧がとても高いです。泡立ちは強く、キメも細かいですね。グラスに注ぐと、泡がムース状に盛り上がります。 香りは鼻の粘膜に突き刺さるような強いレモン!花梨や八朔のような酸の強い黄色の果実、白い花、チョーキーなニュアンス。微かに蜜感。 前回いただいたミレジムは、香ばしいトースト感が強かったのですが、今回はあまり感じなく、フルーティさが際立っています♪ 味わいは、豊かな果実味がありながら、ドライでキレのある酸が印象的。少し硬めの爽やかなミネラルっぽさ。ボディはやや軽め。斬れ味のよいシャープさがあります。アフターにエグ味のない軽やかな苦味。 ジュラのシャルドネらしい、繊細で気持ちの良い果実感と、冷涼感のあるキリッとしたミネラル感が上手くバランスしたワイン。 2000円台前半という価格は、とてもお値打ちですね。倍の金額のシャンパーニュやフランチャコルタを買う理由が、私には見つかりません。 一緒に聴いていたのは、ブラジルのピアニスト、アンドレ・メマーリの『As Estações Na Cantareira』という2015年リリースのアルバム。 音楽のジャンルとしてはジャズ寄りのニューエイジ? このアルバムの中には、パット・メセニー&ライル・メイズのカバーも一曲入っていますので、フュージョンに近い感じもありますね。 基本はピアノを中心としたドラム、ベースによるトリオ編成で、メマーリが活動の拠点としている、サンパウロに程近い、自然豊かなカンタレイラという土地の四季をテーマにしたアルバムだそうです。 ちなみに「Estações」という単語は「季節」の意味のポルトガル語ですが、同時に「駅」という意味もあり、列車でカンタレイラを巡り、車窓からの眺めを楽しんでいるような趣もあります。 透明感と色彩感覚に溢れる爽やかな音楽で、メマーリの演奏はピアノだけではなく、ある時はフルート、次の瞬間にはバンドネオン、さらにギターやヴィオラと、多才ぶりを遺憾なく発揮しています。 爽やかなクレマンと爽やかな音楽のウキウキするような同調性が堪りません♪ 素晴らしいペアリングでした☆
iri2618 STOP WARS
美味しかったです(*´∇`*) 少し寝かせてみたくなりました!
h
CWL_hiroさん 寝かせた状態のものをいただいたことがないので断言できませんが、さらに美味しくなりそうですね! ジュラのクレマンをまた飲みたくなりました(=´∀`)人(´∀`=)
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NV フィリップ・ミシェル クレマン・デュ・ジュラ・シャルドネ・ブリュット ジュラ/フランス 2年ほど前に、こちらのシャルドネ・ブリュットの2013ミレジムをいただいたことがあります。今回はNVですが、それほど大きな違いはないような気がします。 外観は淡いストローイエロー。ガス圧がとても高いです。泡立ちは強く、キメも細かいですね。グラスに注ぐと、泡がムース状に盛り上がります。 香りは鼻の粘膜に突き刺さるような強いレモン!花梨や八朔のような酸の強い黄色の果実、白い花、チョーキーなニュアンス。微かに蜜感。 前回いただいたミレジムは、香ばしいトースト感が強かったのですが、今回はあまり感じなく、フルーティさが際立っています♪ 味わいは、豊かな果実味がありながら、ドライでキレのある酸が印象的。少し硬めの爽やかなミネラルっぽさ。ボディはやや軽め。斬れ味のよいシャープさがあります。アフターにエグ味のない軽やかな苦味。 ジュラのシャルドネらしい、繊細で気持ちの良い果実感と、冷涼感のあるキリッとしたミネラル感が上手くバランスしたワイン。 2000円台前半という価格は、とてもお値打ちですね。倍の金額のシャンパーニュやフランチャコルタを買う理由が、私には見つかりません。 一緒に聴いていたのは、ブラジルのピアニスト、アンドレ・メマーリの『As Estações Na Cantareira』という2015年リリースのアルバム。 音楽のジャンルとしてはジャズ寄りのニューエイジ? このアルバムの中には、パット・メセニー&ライル・メイズのカバーも一曲入っていますので、フュージョンに近い感じもありますね。 基本はピアノを中心としたドラム、ベースによるトリオ編成で、メマーリが活動の拠点としている、サンパウロに程近い、自然豊かなカンタレイラという土地の四季をテーマにしたアルバムだそうです。 ちなみに「Estações」という単語は「季節」の意味のポルトガル語ですが、同時に「駅」という意味もあり、列車でカンタレイラを巡り、車窓からの眺めを楽しんでいるような趣もあります。 透明感と色彩感覚に溢れる爽やかな音楽で、メマーリの演奏はピアノだけではなく、ある時はフルート、次の瞬間にはバンドネオン、さらにギターやヴィオラと、多才ぶりを遺憾なく発揮しています。 爽やかなクレマンと爽やかな音楽のウキウキするような同調性が堪りません♪ 素晴らしいペアリングでした☆
iri2618 STOP WARS