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2.5
NV ジャン・ルイ・ヴェルニョン コンヴェルサシオン ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ ブリュット メニル・シュール・オジェ コート・デ・ブラン シャンパーニュ/フランス 金曜日のワイン。 久しぶりのTGIF! 毎週金曜日の夜は、週イチのテニススクールに通っているため、いわゆるTGIF!の解放感を味わう機会が激減しています。 しかし、今週から娘氏が同じ時間の別のクラスに通うことになり、わが家は団体行動となりました。 加えて、毎年10月の第4金曜日は「シャンパーニュの日」。 スクールが終わってからの遅い時間ですが、乾杯しないわけにはいきません。 というわけで、TGIF! 開けたのは、メニル・シュール・オジェの家族経営のメゾン、ジャン・ルイ・ヴェルニョンのブラン・ド・ブラン。 ガス圧が高く、コルクを抜く時にポンッと派手な音を立ててしまいましたが、シャンパーニュの日に相応しい景気のよい音だと思うことにしましょう(笑) きめ細かく勢いの強い泡立ち。やや緑のトーンが入った淡い小麦色の見た目です。 フレッシュなレモンやグレープフルーツ、青リンゴなど、BDBらしいクリーン爽やかな香り。 石灰や火打ち石のような硬いミネラルのニュアンスもありますね。 口に含むと、とても若く、硬さを感じる口あたり。非常にクリアで明晰さを感じるシャープな味わいです。 豊かな果実味があるはずですが、それ以上にミネラル感が支配的で、押しの強い酸、持続性の高い細かい泡の刺激も相まって、果実味はキレイに隠されている感じ。 ただ、隠されていた果実の旨みが口の中で膨らみ、とても柔らかな余韻へと導かれ、トータルでは帳尻が合うというか、バランスの取れた味わいになります。 ミネラルといえば、シャンパーニュにしてはハイレベルの苦みや、後味に残る非常に強い塩味も特徴的で、かなりユニークな味わいのシャンパーニュではないか?と思います。 ところで、ワイン名の「コンヴェルサシオン」は、英語のカンバセーション(conversation)=会話のことですね。 非常に特徴的というか、誇張されているようにも思われる、このワインの嗅覚的&味覚的特徴の数々が、カンバセーション・ピースとして、飲み手の気付きを促し、会話を弾ませてくれるような設計となっているのかもしれません。 ワインのことをあれやこれや語り合いながら、気がつけばワインがなくなっていて、初めてそのことに気がつきました。 「まんまとしてやられた!」というのが、その時の偽らざる心境です(苦笑) ジャン・ルイ・ヴェルニョン、やりますね。
iri2618 STOP WARS
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NV ジャン・ルイ・ヴェルニョン コンヴェルサシオン ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ ブリュット メニル・シュール・オジェ コート・デ・ブラン シャンパーニュ/フランス 金曜日のワイン。 久しぶりのTGIF! 毎週金曜日の夜は、週イチのテニススクールに通っているため、いわゆるTGIF!の解放感を味わう機会が激減しています。 しかし、今週から娘氏が同じ時間の別のクラスに通うことになり、わが家は団体行動となりました。 加えて、毎年10月の第4金曜日は「シャンパーニュの日」。 スクールが終わってからの遅い時間ですが、乾杯しないわけにはいきません。 というわけで、TGIF! 開けたのは、メニル・シュール・オジェの家族経営のメゾン、ジャン・ルイ・ヴェルニョンのブラン・ド・ブラン。 ガス圧が高く、コルクを抜く時にポンッと派手な音を立ててしまいましたが、シャンパーニュの日に相応しい景気のよい音だと思うことにしましょう(笑) きめ細かく勢いの強い泡立ち。やや緑のトーンが入った淡い小麦色の見た目です。 フレッシュなレモンやグレープフルーツ、青リンゴなど、BDBらしいクリーン爽やかな香り。 石灰や火打ち石のような硬いミネラルのニュアンスもありますね。 口に含むと、とても若く、硬さを感じる口あたり。非常にクリアで明晰さを感じるシャープな味わいです。 豊かな果実味があるはずですが、それ以上にミネラル感が支配的で、押しの強い酸、持続性の高い細かい泡の刺激も相まって、果実味はキレイに隠されている感じ。 ただ、隠されていた果実の旨みが口の中で膨らみ、とても柔らかな余韻へと導かれ、トータルでは帳尻が合うというか、バランスの取れた味わいになります。 ミネラルといえば、シャンパーニュにしてはハイレベルの苦みや、後味に残る非常に強い塩味も特徴的で、かなりユニークな味わいのシャンパーニュではないか?と思います。 ところで、ワイン名の「コンヴェルサシオン」は、英語のカンバセーション(conversation)=会話のことですね。 非常に特徴的というか、誇張されているようにも思われる、このワインの嗅覚的&味覚的特徴の数々が、カンバセーション・ピースとして、飲み手の気付きを促し、会話を弾ませてくれるような設計となっているのかもしれません。 ワインのことをあれやこれや語り合いながら、気がつけばワインがなくなっていて、初めてそのことに気がつきました。 「まんまとしてやられた!」というのが、その時の偽らざる心境です(苦笑) ジャン・ルイ・ヴェルニョン、やりますね。
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