Takizawa Winery Müller Thurgau写真(ワイン) by 瀬戸 咲弥

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REVIEWS

ワインTakizawa Winery Müller Thurgau(2021)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2023-02-16
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯2,000円 ~ 2,999円
価格
インポーター

COMMENTS

瀬戸 咲弥

やや濁った輝きのある、グリーンがかった淡いレモンイエロー。粘性はさらっとしていて、しすくはやや厚い。若々しく、軽快な外観の印象。 香りの第一印象は、開いていて華やか。特徴として、リンゴ、洋梨、花梨、ヴェルヴェーヌ、アーモンド、鉱物、お香、乳製品、ジンジャーブレッド等。第一アロマが強いものの、発展的な印象。 アタックはやや強く、甘みはソフト。生き生きとした酸味と、深みを旨味をともなった苦味。はつらつとしてジューシーなバランス。アルコール感は軽く、余韻はやや短い。 エレガントでミネラリーなワイン。提供温度は8〜10度、グラスは小ぶり。 製造者とは別に関連会社が同所在地で出てくるが、農業を始めたときの会社と、ファンドを募集した後醸造所ができてからの会社だろうか‥‥。日本のワイナリーは難しい。ともあれ、営業者の方は珈琲の世界から経営を譲り、ワインの世界に飛び込んできた方らしい。 オリが入っているワインを見慣れていないため、ボトルの状態ではかなり濁っている印象があったが、グラスに注ぐと輝かしい液体を穏やかに光らせる程度に収まった。 かなり厚手のキャップシールと、DIAM5しか書かれていないシンプルなコルク。 オレンジワイン寄りの香りだが、リンゴや花梨の水分を感じさせる元気さと、ケチャップの酸味とあまやかな香り、わずかに感じる乳製品のまろやかさが混じり合い、オレンジワイン入門としても使いやすそう。鉱物はすべすべとして大きな一枚岩。 口に含むと舌先で感じる僅かな発泡感とともに、フレッシュで流れるような液体が滑り込んでくる。香りはセイヴォリーだったが、食感含めてフールーツフォワード。黄色い柑橘系のフレッシュな甘さと、生き生きとした酸がまとまって舌の奥まで流れていき、嚥下の前にグラスの香りをプラスして、ほのかに残る苦味がワインを飲んだ満足感を穏やかに与えてくれる。 レストランだと大ぶりのグラスで出てくるだろうが、個人的には先程書いたよりも低目の温度と小さなグラスで酸味と苦味を楽しむのが良いと思う。 当たり前にワインの酸というものを主題としているところがあるが、甘口を入り口とした後、この酸味とどう付き合ってもらうかはきちんと考えなければならないと思う。 できれば晴れた日、肩に力を入れない食事で。テーブルを囲む人数で、ワインを飲める人だとより望ましい。 しっかりとしたシェーヴル、タコのマリネ、ささみの燻製。

瀬戸 咲弥

瀬戸 咲弥
瀬戸 咲弥

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