Winzer Krems Sandgrube 13 Grüner Veltliner写真(ワイン) by 瀬戸 咲弥

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REVIEWS

ワインWinzer Krems Sandgrube 13 Grüner Veltliner(2021)
評価

3.0

味わい
ボリューム軽い
重い
タンニン控えめ
強い
甘みドライ
甘い
酸味まろやか
シャープ
果実味スパイシー
フルーティ
香り
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詳細
シチュエーションショップ
飲んだ日2023-04-20
飲んだ場所自宅
買った日
買った場所
購入単位ボトル
価格帯2,000円 ~ 2,999円
価格
インポーターエステートワイン

COMMENTS

瀬戸 咲弥

澄んだ輝きのある、グリーンがかった淡いレモンイエロー。粘性はやや軽く、ディスクはやや厚い。若々しく軽快な外観の印象。 香りの第一印象は開いていて心地よい。特徴として、柑橘類、青リンゴ、スイカズラ、アニス、石灰、海の香り等、若々しく第一アロマが強い印象。 アタックはやや強く、甘みはソフト。力強い酸味と、深みを与える苦味。アルコール感は中程度、余韻はやや長い。 シンプル、フレッシュ感を楽しむワイン。提供温度は8〜10度、グラスは小ぶり。 縁あってWinzer Kremsの連続となった為、ワイナリー概要は省略。現在のエチケットとJUNGER ÖSTERREICHERらしきエチケットが散見されるが、こちらをNiederösterreichへ格上げした際に現デザインへ変更されたと思われる。 淡くグリーンの乗った色合いは、いかにも北系を思わせる爽やかさ。 キャップを開けた時点で大きく香りが広がり、サクサクとした食感のリンゴや和梨をベースに針葉樹やドライハーブなど、ドライでセイヴォリーな雰囲気がグラスから溢れるように存在する。スワリングするとそれらが混じり合い、ゼストの様な香りや白い花の要素が強くなり、丸みを感じさせるような香りへと変化し、鼻孔に抜ける戻り香からパウダーを感じさせる若干の石灰が出てくる。 口に含むと、舌でしっかりと感じる細かな泡があり、スパイシーなイメージを更に後押しする。食感としては刺激による軽さへの後押しがあるものの、後半へかけてまったりとした重心の低さへと変わっていく。初めに酸がリードしようと突っ走ってくるが、前途の刺激と味わいの重たさで次第に押さえつけられる。明確に香りが流れていくような余韻でなく、何かそこに存在したことを感じさせる余韻。 ボトルでサービスするならワインクーラーで提供し、グラスに注いでからの時間や口内で温度を調節して貰えば、多くの人にフィットできると思う。 味わいのタイプ的にはレンツ・モーザーを思い出す。 曇りの日、雨が振らなければ。大きなテーブルを囲む人数まで、低温でならワインを知らない方でも。カキフライ、ホッキ貝の寿司、茂木一まる香本家のレモンケーキ。

瀬戸 咲弥

瀬戸 咲弥
瀬戸 咲弥

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